男子プロゴルフ界で、国内だけでなく世界を舞台に存在感を高めているのが、プロゴルファーの桂川有人(かつらがわ・ゆうと)選手です。
2026年10月には欧州・DPワールドツアーで優勝し、さらに翌週には地元・愛知県で開催された国内大会も制覇。日本と欧州のツアーをまたぐ2週連続優勝を達成し、大きな注目を集めました。
この記事では、桂川有人選手のプロフィールやこれまでの経歴、フィリピン留学という異色の経験、プロ転向後の活躍、そして最新の優勝までをわかりやすく紹介します。
桂川有人のプロフィール

まずは、桂川有人選手の基本プロフィールを見ていきましょう。
- 名前: 桂川有人(かつらがわ ゆうと)
- 生年月日: 1998年10月9日
- 年齢: 28歳(2026年11月1日時点)
- 出身地: 愛知県清須市
- 身長: 167cm
- 体重: 70kg
- 血液型: B型
- 出身大学: 日本大学
- 所属: 国際スポーツ振興協会
- プロ転向: 2020年
- ゴルフを始めたきっかけ: 祖父の勧め
- 主な戦場: 日本ゴルフツアー、DPワールドツアー
桂川選手がゴルフを始めた原点は祖父でした。JGTOの公式プロフィールによると、クラブチャンピオン経験を持つ祖父の手ほどきでゴルフを始めています。
現在は167cmという比較的小柄な体格ながら、正確なショット力を武器に国内外のトップ選手と戦っています。
桂川有人の経歴がすごい!中学卒業後にフィリピンへゴルフ留学
桂川有人選手の経歴で特に注目されるのが、中学卒業後にフィリピンへゴルフ留学した経験です。
通信制高校で学びながら、フィリピン・マニラ近郊で約3年間ゴルフに打ち込みました。
日本の一般的な学生生活とは異なる環境で、早い段階から海外でプレーする経験を積んだことは、その後の国際舞台での挑戦にもつながっていると考えられます。
帰国後は日本大学に進学。ここから桂川選手は、学生ゴルフ界のトップ選手として一気に頭角を現します。
2017年には、
- 朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権
- 文部科学大臣杯日本学生ゴルフ選手権
を制覇。
さらに2018年には、日本学生ゴルフ選手権で優勝しました。
アマチュア時代から国内トップクラスの実績を積み上げ、ナショナルチームでも活躍しています。
2020年にプロ転向!2022年には最優秀新人賞を受賞
桂川有人選手は2020年にプロへ転向しました。
プロ入り後も順調に結果を残し、2021年には下部ツアーで初優勝。そして2022年、レギュラーツアーで初優勝を果たします。
この年は優勝だけではなく、年間を通じて安定した成績を残しました。
賞金ランキングでは5位に入り、**GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)**も受賞しています。
特に注目されたのがショットの精度です。JGTOによると、2022年にはパーオン率75.585%を記録し、歴代最高の数字を残しました。
「飛距離だけに頼る」のではなく、正確なアイアンショットでスコアを作るタイプであることが、桂川選手の大きな強みといえそうです。
アメリカ挑戦を経て欧州ツアーへ!海外を主戦場にする理由
2023年には、アメリカPGAツアーへの出場を目指し、米国下部のコーン・フェリーツアーに挑戦しました。
結果的にPGAツアーの出場権獲得には届かなかったものの、この海外経験が次のステップにつながります。
2024年には、日本と欧州の共催大会で優勝。これにより欧州ツアーでの大きなタイトルを手にし、以降はDPワールドツアーを主な舞台の一つとして戦うようになりました。
学生時代のフィリピン留学から始まり、アメリカへの挑戦、そして欧州ツアーへの本格参戦へ――。
桂川有人選手のキャリアを見ると、一貫して「海外で戦う」という強い意志を持って経験を積んできたことがわかります。
2026年に欧州2勝目!さらに地元・愛知で2週連続優勝
桂川有人選手が2026年に大きな注目を集めた理由が、海外と国内をまたいだ2週連続優勝です。
2026年10月、韓国で開催されたDPワールドツアーの「ジェネシス選手権」で優勝。
この勝利は欧州ツアー通算2勝目となり、ランキング上位100人に与えられる翌シーズンのシード権も確保しました。
さらに翌週、日本へ戻った桂川選手は、愛知県で開催された「バンテリン東海クラシック」に出場。
そして地元ファンが見守るなかで優勝を果たします。
最終日は苦しい場面もありましたが、終盤のピンチをしのぎ、18番では長いバーディーパットを決めて勝利を引き寄せました。
欧州ツアー優勝から帰国し、その翌週に地元・愛知で優勝。
この**「日欧ツアーをまたぐ2週連続優勝」**は、桂川有人選手が現在どれだけ充実した状態にあるのかを象徴する出来事となりました。
桂川有人はなぜ強い?注目したい3つのポイント
桂川有人選手の強さを考えるうえで、特に注目したいポイントは3つあります。
1.正確なショット力
2022年にはパーオン率で歴代最高記録を残しており、グリーンを確実に捉える技術は大きな武器です。
167cmという体格で世界のトップレベルと戦える理由の一つが、この高いショット精度にあるといえるでしょう。
2.早い段階から積んできた海外経験
中学卒業後のフィリピン留学をはじめ、米国下部ツアー、そしてDPワールドツアーへの参戦と、海外での経験が豊富です。
コースや気候、文化の異なる環境に対応する力は、今後さらに重要になるでしょう。
3.苦しい状況を乗り越える勝負強さ
2026年のジェネシス選手権では、来季のシード権もかかる大きなプレッシャーのなかで優勝。
さらに翌週のバンテリン東海クラシックでも、終盤の苦しい場面を乗り越えて勝利しました。
技術だけでなく、プレッシャーのかかる場面で結果を出す精神力も、現在の桂川選手の大きな魅力です。
桂川有人の今後にも期待!世界を舞台にどこまで勝てるのか
桂川有人選手は、日本ツアーで結果を残した後、アメリカへの挑戦を経験し、現在は欧州DPワールドツアーでも優勝を重ねています。
2026年10月のジェネシス選手権優勝によって、DPワールドツアーのプレーオフシリーズへの進出も決めました。
国内だけでなく海外を主戦場にしているからこそ、今後はさらに大きな大会での活躍にも期待が集まります。
フィリピンでのゴルフ留学から始まった挑戦は、日本大学での学生タイトル、国内ツアー優勝、そして欧州ツアー優勝へとつながりました。
そして2026年には、欧州と日本をまたぐ2週連続優勝を達成。
まだ28歳の桂川有人選手が、これから世界のゴルフ界でどこまで飛躍していくのか、今後も目が離せません。
まとめ
桂川有人選手について、ポイントをまとめます。
- 1998年10月9日生まれ、愛知県出身のプロゴルファー
- 祖父の影響で幼い頃からゴルフを始めた
- 中学卒業後にフィリピンへゴルフ留学
- 日本大学時代に学生ゴルフの主要タイトルを獲得
- 2020年にプロ転向
- 2022年にレギュラーツアー初優勝と最優秀新人賞
- アメリカ下部ツアーへの挑戦を経験
- DPワールドツアーでも優勝を重ねている
- 2026年には欧州ツアーと日本ツアーをまたぐ2週連続優勝を達成
国内で培った正確なショット力と、早くから積み重ねてきた海外経験。
この2つを武器に成長を続ける桂川有人選手は、これからの日本男子ゴルフ界を代表する存在の一人になる可能性を秘めています。
今後のDPワールドツアー、そして世界の大舞台での活躍にも注目していきたいですね。