北九州市議会議員として活動する井上純子さん。
井上さんといえば、かつて北九州市の観光PRキャラクター「バナナ姫ルナ」に扮して活動したことでも知られています。
公務員として観光PRを経験した後、市議会議員へ転身するというユニークな経歴を持つ井上さんは、どのような人物なのでしょうか。
この記事では、井上純子さんのプロフィールや経歴、「バナナ姫ルナ」として活動した背景、政治家を志した理由、現在の活動について、公開されている情報をもとに紹介します。
井上純子のプロフィール

井上純子さんは1986年生まれで、福岡県北九州市八幡東区の出身です。
現在は北九州市議会議員として、八幡西区選出の議員を務めています。北九州市議会の公式プロフィールでは、2025年の選挙を経て当選2回とされています。
- 名前: 井上純子(いのうえ・じゅんこ)
- 生年: 1986年
- 出身地: 北九州市八幡東区
- 職業: 北九州市議会議員
- 選挙区: 八幡西区
- 当選回数: 2回
- 所属会派: 変革と成長
- 前職: 北九州市職員
- 主な経歴: 市民サービス窓口、生活保護行政ケースワーカー、観光課など
北九州市議会の公式ページでは「昭和61年11月生」と記載されています。そのため、生年月日の「日」については公表情報から確認できません。
井上純子は北九州市役所に15年半勤務
井上さんの政治家としての特徴を理解するうえで重要なのが、長年にわたって北九州市役所で勤務していた経歴です。
本人の公式プロフィールによると、2005年に福岡県立八幡高校理数科を卒業し、同年に北九州市役所へ入職しました。
市役所では市民サービスの窓口業務や生活保護行政のケースワーカーなどを経験。その後、観光課にも所属しました。
約15年半にわたって行政の現場を経験したことは、現在の政治活動にもつながっているようです。
本人は公式サイトで、市職員として働く中で北九州市が抱えるさまざまな課題を感じ、「行政職員としてできることには限界がある」と考えるようになったことを、市議会議員を目指した背景として説明しています。
「バナナ姫ルナ」として全国的に注目
井上さんを語るうえで外せないのが、「バナナ姫ルナ」です。
2016年、北九州市観光課に所属していた井上さんは、門司港の名物であるバナナをモチーフにしたキャラクター「バナナ姫ルナ」に扮し、市の観光PRを担当しました。
当時は、自治体職員がコスプレ姿で観光PRをするという珍しさもあり、大きな話題となりました。
本人へのインタビューによると、従来の法被やポロシャツによるPRではなく、「より目立ち、話題になる方法」としてコスプレによる観光PRを考えたことがきっかけだったとされています。
その活動は全国メディアにも取り上げられ、北九州市の観光情報を発信する役割を担いました。
「バナナ姫ルナ」は単なるキャラクター活動ではなく、井上さん自身にとって、市民と直接コミュニケーションを取る機会にもなりました。
本人は後のインタビューで、活動を通じて市民から直接反応をもらうようになったことが、自身の価値観を大きく変えるきっかけになったと語っています。
なぜ公務員から政治家になった?
井上さんが政治家を目指すようになった背景には、行政職員として市民と接してきた経験があります。
市役所職員として仕事をする一方、「市民の声を政策に反映させるにはどうすればいいのか」と考えるようになり、次第に市議会議員という立場に関心を持つようになったといいます。
2020年9月まで北九州市役所に勤務した後、2021年の北九州市議会議員選挙に出馬。
初めての選挙で当選し、政治家としてのキャリアをスタートさせました。
本人の公式サイトでは、行政職員として培った経験と、新しい発想や行動力を生かして市政の課題を見つけ、解決につなげることを目指していると説明しています。
2025年の選挙で再選し、現在は2期目
井上さんは2021年の初当選後も北九州市政に携わり、2025年の市議会議員選挙を経て2期目となりました。
現在は会派「変革と成長」に所属しています。
北九州市議会の公式プロフィールでは、八幡西区選出、当選2回と確認できます。
また、本人の公式サイトでは、市民の声を市政につなげることや、既存の行政のあり方を見直すことなどを重視する姿勢が示されています。
現在はどんな政策に取り組んでいる?
現在の井上さんは、北九州市が抱える人口減少や子育て、企業、まちづくりなどの課題について議会活動を行っています。
直近の北九州市議会の令和8年度予算特別委員会では、井上さんが所属する「変革と成長」の分科会で、「子育て世帯の移住を促進!市営住宅バリューアップ活用について」を取り上げています。
このテーマからも、子育て世代を北九州市に呼び込むことや、既存の市営住宅などの資産をどのように活用するかといった問題に関心を持っていることが分かります。
井上純子の特徴は「行政経験」と「発信力」
井上さんの大きな特徴は、一般的な政治家とは少し異なるキャリアにあります。
北九州市役所で市民サービスや福祉行政を経験し、その後は観光課で「バナナ姫ルナ」として市の魅力を発信。
さらに市役所を退職して市議会議員へ転身しました。
つまり、行政職員として「行政の内側」を知り、観光PRでは「市民や全国の人に北九州市を知ってもらう側」を経験し、現在は議員として政策を議論する立場にいることになります。
本人は議員を「行政と市民のメッセンジャー」と表現しており、行政の情報を市民に分かりやすく伝えることと、市民の声を政策改善につなげることを重視しています。
「激レアさんを連れてきた。」などメディアにも出演
井上さんは政治活動だけでなく、過去の「バナナ姫ルナ」の経歴をきっかけにテレビ番組などにも出演しています。
2021年にはテレビ朝日系の「激レアさんを連れてきた。」への出演を本人が公式サイトで報告。
「北九州市職員」「3児の母」「バナナ姫ルナ」「市議会議員」という独特な経歴が、番組で紹介されました。
さらに2022年には、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」で紹介されたことも本人が報告しています。
こうしたメディア出演も、井上さんの知名度を高める要素の一つになっています。
まとめ|井上純子は「行政経験」を政治に生かす北九州市議
井上純子さんは、北九州市職員として約15年半勤務した後、観光PRキャラクター「バナナ姫ルナ」として全国的に注目を集め、2021年に北九州市議会議員へ転身した政治家です。
2025年の選挙で再選し、現在は2期目の議員として活動しています。
単に「バナナ姫ルナで有名になった政治家」というだけではなく、市民サービスや生活保護行政の現場を経験し、観光PRを通して市民と直接接してきたことが、現在の政治活動につながっている点が大きな特徴です。
今後、北九州市の人口減少や子育て世代の定着、地域経済、行政サービスの改善などについて、どのような政策を打ち出していくのか注目されます。