2026年7月3日、ペルー大統領選挙の決選投票で、ケイコ・フジモリ氏の当選が正式に宣言されました。
7月28日に大統領へ就任する予定で、父であるアルベルト・フジモリ元大統領に続く「親子2代の日系大統領」が誕生することになります。
日本でも「日系人の大統領」として大きな注目を集めているケイコ・フジモリ氏とは、どのような人物なのでしょうか。
プロフィールや経歴、これまでの歩みをまとめました。
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ケイコ・フジモリ氏のプロフィール

- 名前:ケイコ・フジモリ(Keiko Sofía Fujimori Higuchi)
- 生年月日:1975年5月25日
- 出身地:ペルー・リマ
- 年齢:51歳(2026年時点)
- 職業:政治家
- 所属政党:人民勢力党(Fuerza Popular)党首
ケイコ氏は日系3世としてペルーで生まれ育ちました。父は1990年から2000年までペルー大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏です。
19歳でファーストレディを務めた異例の経歴
ケイコ氏が世界的に知られるようになったのは1994年のことです。
両親の離別に伴い、わずか19歳で父・アルベルト・フジモリ大統領のファーストレディを務めることになりました。
若くして国際舞台に立ち、多くの外交行事や公務を経験したことが、その後の政治家としての礎になったといわれています。
その後はアメリカで経営学を学び、帰国後は本格的に政治の道へ進みました。
国会議員から4度目の挑戦で大統領へ
2006年に国会議員へ初当選すると、保守政党「人民勢力党」の中心人物として存在感を高めます。
その後は、
- 2011年大統領選
- 2016年大統領選
- 2021年大統領選
の3回連続で決選投票まで進出しましたが、いずれも惜しくも敗北しました。
しかし2026年、4度目となる挑戦で悲願の初当選を果たし、ついにペルー大統領へ就任することになりました。
父・アルベルト・フジモリ元大統領との関係
ケイコ氏を語るうえで欠かせないのが、父アルベルト・フジモリ元大統領の存在です。
父はテロ対策や経済改革で高い評価を受ける一方、人権問題や汚職事件を巡って国内外で厳しい批判も受けました。
そのため、ケイコ氏も「フジモリ派(Fujimorismo)」の後継者として支持を集める一方で、父の政治的遺産を巡る評価が選挙でも大きな争点となってきました。
今後の課題は治安回復と経済再建
ケイコ氏は選挙戦で、
- 治安対策の強化
- 経済成長の促進
- 民間投資の拡大
- 雇用創出
などを主要政策として掲げました。
一方で、政治的な分断が続くペルー社会をどのようにまとめていくのかが、大統領就任後の大きな課題となります。
日本との関係にも期待
ケイコ・フジモリ氏の当選は、日本でも大きな関心を集めています。
日系人として初めて女性のペルー大統領に就任することに加え、日本とペルーは長年にわたり経済や文化の交流を深めてきました。
今後は両国の友好関係や経済協力がさらに進展することへの期待も高まっています。
まとめ
ケイコ・フジモリ氏は、19歳でファーストレディを務めた異色の経歴を持ち、国会議員や政党党首として経験を積みながら、4度目の挑戦でペルー大統領の座を勝ち取りました。
その一方で、父アルベルト・フジモリ元大統領の政治的遺産を受け継ぐ存在として、国内では支持と批判の双方を集めています。
2026年7月28日の就任後、治安改善や経済再建、政治的分断の解消など数多くの課題にどう取り組むのか、世界中から注目が集まっています。