バンダナ・ラナ氏は、ネパールを拠点に
女性の権利やジェンダー平等の実現に長年取り組んできた女性権利活動家です。
現在は、国連の「女性差別撤廃委員会(CEDAW)」の委員として国際的に活動しています。
バンダナ・ラナのプロフィール

- 名前: バンダナ・ラナ(Bandana Rana)
- 生年月日: 1961年8月15日
- 年齢: 65歳(2026年8月現在)
- 出身地: ネパール・カトマンズ
- 職業: 女性の権利活動家
- 主な肩書: 国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)委員
- 主な活動分野: 女性への暴力、ジェンダー平等、女性・平和・安全保障など
メディア関係者から女性権利活動家へ
ラナ氏は、もともとメディアの世界でも活動していました。ネパール・テレビで約20年間、編集者やニュースキャスターを務めた経験があります。
その後、女性の声を社会に届ける活動にも力を入れるようになり、女性ジャーナリストらによる「Sancharika Samuha」を設立しました。
また、女性や子どもに対する暴力の問題に取り組むNGO「Saathi」の共同創設者としても活動しています。
こうした長年の活動を通じて、女性の権利やジェンダー平等に関する国際的な政策形成にも関わるようになりました。
国連女性差別撤廃委員会の委員に
ラナ氏が国際的に注目される大きな転機となったのが、国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)への参加です。
2016年に委員に選出され、2017年から委員として活動。2024年6月7日に行われた選挙では146票を獲得して再選され、2025年から2028年までの任期を務めています。
CEDAWは、女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃を目的とする国際条約に基づく委員会です。加盟国の取り組みを審査するなど、女性の権利をめぐる国際的な議論で重要な役割を担っています。
現在の主な活動は?
ラナ氏が取り組んでいるテーマは、女性への暴力の根絶だけではありません。
女性・平和・安全保障、ジェンダー平等、司法へのアクセス、社会に根付くジェンダー・ステレオタイプなど、幅広い問題について活動しています。
2026年3月には、国連女性機関(UN Women)などが開催したイベントにも参加し、女性が司法にアクセスする際に直面する構造的・社会的な障壁について発言しました。
また、CEDAWではジェンダー・ステレオタイプに関する作業部会の共同議長としても活動しています。
バンダナ・ラナが注目される理由
ラナ氏が注目される理由の一つは、ジャーナリストとして培った「社会に声を届ける力」と、長年の女性権利活動を国際的な政策の場につなげている点です。
ネパール国内で女性や子どもへの暴力に取り組む一方、国連の場では各国の女性政策やジェンダー平等について議論しています。
また、ネパールにおける「女性・平和・安全保障」の国家行動計画策定にも関わるなど、国内外の両方で活動してきた人物として評価されています。
最近の関連トピック
2024年:CEDAW委員に再選
2024年6月の選挙で146票を獲得し、2025~2028年の任期で再選されました。
2025年:ネパール・アフガニスタンなどの審査に参加
CEDAW委員として、各国における女性の権利や差別撤廃に関する審査に参加しています。
2026年:女性の司法アクセスについて発言
2026年3月には、ジェンダー・ステレオタイプが女性の司法へのアクセスを妨げる問題について、国際的な議論の場で発言しました。
まとめ
バンダナ・ラナ氏は、ネパールのメディア界での経験を出発点に、女性への暴力やジェンダー平等の問題に長年取り組んできた女性権利活動家です。
現在は国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)の委員として、女性に対する差別の撤廃や司法アクセス、女性・平和・安全保障などの問題について国際的な活動を続けています。
2024年にはCEDAW委員に再選され、2025~2028年の任期が決定。2026年にも女性の司法アクセスやジェンダー・ステレオタイプをめぐる議論に参加しています。
今後も、女性の権利とジェンダー平等をめぐる国際的な議論において、その活動が注目される人物といえるでしょう。