2026年、広島東洋カープで存在感を高めているのが、内野手の辰見鴻之介選手です。
楽天時代には一軍での出場機会に恵まれなかったものの、2025年にはファームで31盗塁を記録してイースタン・リーグ盗塁王を獲得。そして現役ドラフトをきっかけに広島へ移籍すると、持ち味の俊足を生かして一軍で大きな注目を集めています。
特に2026年は「代走の切り札」として頭角を現し、9月にはプロ野球史に残る記録にも名前を刻みました。
この記事では、辰見鴻之介選手のプロフィールや経歴、成績、楽天時代から広島で飛躍するまでの軌跡を、公式記録を中心に詳しく紹介します。
辰見鴻之介のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 辰見 鴻之介(たつみ こうのすけ) |
| 生年月日 | 2000年11月24日 |
| 年齢 | 25歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 福岡県 |
| ポジション | 内野手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 176cm・67kg |
| 出身高校 | 香住丘高校 |
| 出身大学 | 西南学院大学 |
| プロ入り | 2022年育成ドラフト1位 |
| 現所属 | 広島東洋カープ |
| 背番号 | 69 |
NPB公式記録によると、辰見選手は2026年9月14日時点で広島に所属。右投右打の内野手として登録されています。
辰見鴻之介のプロ入りまで
辰見選手は福岡県出身で、香住丘高校から西南学院大学へ進学しました。
大学卒業後の2022年、東北楽天ゴールデンイーグルスから育成ドラフト1位で指名され、プロ野球の世界へ進みます。
当初は育成選手としてのスタートでしたが、持ち前の走力を武器にアピールを続け、2023年には支配下選手へ昇格。
楽天球団が発表した2025年7月の支配下登録時点では、同年ファームで60試合に出場し、打率.317、23盗塁という成績を残していました。
楽天時代は「足」が最大の武器に
辰見選手を語るうえで欠かせないのが、やはり走力です。
2025年のイースタン・リーグでは88試合に出場し、49安打、打率.280、31盗塁を記録。
そして、この31盗塁はリーグ最多でした。NPB公式の2025年度イースタン・リーグ盗塁ランキングでも、辰見選手が1位となっています。
単に「足が速い選手」というだけではなく、実戦で盗塁という結果につなげたことが大きなポイントです。
一方で、楽天時代の一軍では出場機会が限られていました。
NPB公式記録によれば、楽天で一軍に出場したのは2024年の2試合。3打数無安打で、盗塁も記録していません。
つまり、2025年にファームで盗塁王を獲得した一方、一軍ではまだ十分に実力を発揮できていない状態でした。
転機になった「現役ドラフト」
辰見選手にとって大きな転機となったのが、2025年オフの現役ドラフトです。
楽天から広島へ移籍すると、新天地では自慢の俊足を武器に春季キャンプからアピール。
そして2026年シーズン、一軍で代走としての存在感を急速に高めていきました。
楽天時代には一軍で盗塁を記録できなかった辰見選手が、広島では自分の最大の武器を明確に生かせるようになったことは、キャリアを考えるうえでも非常に興