古川俊治(ふるかわ・としはる)氏は、自由民主党所属の参議院議員です。
政治家として活動する一方、医師・医学博士、弁護士、大学教授という複数の専門資格・経歴を持つことでも知られています。
特に医療や社会保障、科学技術、デジタル政策などの分野に強みを持つ政治家で、2025年の参議院選挙では埼玉県選挙区から当選し、4期目となりました。
この記事では、古川俊治氏のプロフィールやこれまでの経歴、医師・弁護士としての活動、現在の役職や注目されている政策分野について、公式情報をもとに分かりやすくまとめます。
古川俊治のプロフィール

まずは古川俊治氏の基本的なプロフィールを整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 古川俊治(ふるかわ としはる) |
| 生年月日 | 1963年1月14日 |
| 年齢 | 63歳(2026年時点) |
| 出身地 | さいたま市岩槻区 |
| 選挙区 | 埼玉県 |
| 所属政党 | 自由民主党 |
| 当選回数 | 4回 |
| 主な肩書 | 参議院議員 |
| 資格・学位 | 医師・医学博士、弁護士、MBA |
| 大学 | 慶應義塾大学など |
参議院の公式プロフィールによると、古川氏は1963年1月14日に現在のさいたま市岩槻区で生まれ、1987年に慶應義塾大学医学部を卒業しています。2025年の参院選で当選し、参議院議員として4期目に入りました。
古川俊治は「医師」と「弁護士」の資格を持つ政治家
古川俊治氏を語るうえで大きな特徴となるのが、医師と弁護士という2つの専門資格を持っていることです。
慶應義塾大学医学部を卒業した後、慶應義塾大学病院で外科専門医としての研修を受けながら、米国カリフォルニア大学医学部との共同研究にも携わりました。
1994年には医学博士号を取得。
さらに医学だけではなく、慶應義塾大学文学部で社会学、法学部で法律学を学び、1996年に司法試験に合格。1999年には弁護士登録をしています。
つまり古川氏は、医学の道を歩みながら法律についても本格的に学び、医療と法律の双方から社会問題を見ることのできる専門家としてのキャリアを築いてきた人物です。
オックスフォード大学でMBAも取得
古川氏の経歴でもう一つ特徴的なのが、海外での研究経験です。
2004年には英国のオックスフォード大学大学院に留学し、国際企業や公共政策などを研究。2005年に経営学修士(MBA)を取得しました。
その後は慶應義塾大学で教授を務めるなど、医学・法律・経営・公共政策という複数の領域で専門性を高めています。
政治家になる以前から幅広い分野を横断して学んできたことが、現在の政策活動にもつながっているといえるでしょう。
手術支援ロボット「ダ・ビンチ」の研究にも携わる
古川氏の経歴の中でも特に興味深いのが、手術支援ロボット「ダ・ビンチ」に関する研究です。
自民党が2026年1月に公開した記事によると、古川氏は弁護士登録後に慶應義塾大学医学部へ戻り、手術支援ロボット「ダ・ビンチ」の臨床研究の責任者を務めました。
海外の大学病院でロボット操作を学び、慶應義塾大学では手術の術式をゼロから構築。さらに国産手術ロボットの開発研究にも携わり、複数の特許取得にも関わったとされています。
こうした経験は、現在の医療政策や科学技術政策を考えるうえで、古川氏ならではのバックグラウンドになっています。
政治家として2007年に初当選
古川俊治氏が参議院議員として初当選したのは2007年です。
その後、2013年、2019年、2025年と当選を重ね、現在は4期目となっています。
参議院の公式プロフィールでは、2025年の当選を含めて、平成19年、平成25年、令和元年、令和7年の4回の当選が確認できます。
政治家としては、厚生労働分野や法務分野だけでなく、科学技術、医療情報、ゲノム医療、デジタル政策など、専門性を生かせる分野で活動してきました。
古川俊治の現在の役職は?
2026年7月14日現在、参議院公式サイトでは、古川氏が**「政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会」の委員長**を務めていることが確認できます。
また、自民党公式プロフィールでは、党の参議院政策審議会長、医療情報政策・ゲノム医療推進特命委員会委員長、社会保障制度調査会副会長、科学技術・イノベーション戦略調査会顧問、デジタル社会推進本部副本部長などの経歴が掲載されています。
このことからも、古川氏の活動領域が医療だけに限定されず、社会保障・科学技術・デジタル・国際協力などへ広がっていることが分かります。
2025年の参院選で4期目に
2025年7月に行われた第27回参議院議員通常選挙では、古川氏は埼玉県選挙区から立候補しました。
自民党の候補者ページでは、当時の古川氏について、医師・医学博士、弁護士、慶應義塾大学教授、オックスフォード大学大学院修了(MBA)などの経歴が紹介されています。
そして参議院公式プロフィールでは、2025年の当選によって4期目となったことが確認できます。
古川俊治が注力してきた政策分野
古川氏の活動を理解するうえで、特に注目したいのが以下の分野です。
医療・社会保障
医師としての経験を背景に、医療制度や社会保障政策に関する活動を続けています。
医療情報政策やゲノム医療に関する党内組織でも役職を務めており、専門知識を政策形成に生かしている点が特徴です。
科学技術・再生医療
ロボット外科医療など先進医療の研究経験があり、科学技術や再生医療にも関わってきました。
2025年の活動記録でも、再生医療に関する産官学連携シンポジウムなどへの参加が確認されています。
デジタル政策
自民党ではデジタル社会推進本部の副本部長も務めています。
医療分野のデータ活用や科学技術との親和性を考えると、医学研究で培ったデータ処理や検証の経験を政策分野に応用している点も注目されます。
国際協力・人道支援
2026年には参議院の政府開発援助(ODA)や国際協力、人道支援などを扱う特別委員会の委員長に就任しています。
2026年4月の委員会では、政府開発援助や国際協力・人道支援などについて審議が行われ、古川氏も委員長として出席しています。
古川俊治の経歴が注目される理由
古川俊治氏の最大の特徴は、単に「政治家」というだけではなく、医学・法律・経営・公共政策を横断したキャリアを持っていることでしょう。
医師として医療現場を経験し、弁護士として法律を学び、さらにオックスフォード大学でMBAを取得。その後、大学教授として研究・教育にも携わり、2007年から国政の場に立っています。
特に医療政策では、制度を利用する側だけでなく、医療現場や研究の側から問題を考えられる点が強みといえます。
一方で、現在は医療政策だけでなく、国際協力やデジタル、科学技術などにも活動領域を広げています。
まとめ
古川俊治氏は、埼玉県選挙区選出の自民党参議院議員で、2025年の参院選で4期目となりました。
その経歴を見ると、
- 医師・医学博士
- 弁護士
- 慶應義塾大学教授
- オックスフォード大学大学院でMBA取得
- ロボット外科医療の研究
- 医療・社会保障政策
- 科学技術・ゲノム医療
- デジタル政策
- 国際協力・人道支援
と非常に幅広い分野に関わってきたことが分かります。
2026年現在は参議院の政府開発援助・国際協力・人道支援等に関する特別委員長を務めており、今後も医療・科学技術だけでなく、国際協力や社会保障など幅広い政策分野での活動が注目されます。