近年、安全保障やリスクマネジメントへの関心が高まる中、テレビや講演会などで見かける機会が増えているのが、元海上自衛隊海将の伊藤俊幸氏です。
現在は金沢工業大学虎ノ門大学院(KIT虎ノ門大学院)の教授として、企業経営やリーダーシップ、危機管理について指導を行っており、実務経験に裏打ちされた講義や講演が高く評価されています。
この記事では、伊藤俊幸氏のプロフィールや経歴、現在の活動についてわかりやすく紹介します。
伊藤俊幸氏のプロフィール

- 名前:伊藤 俊幸(いとう としゆき)
- 生年月日:1958年3月11日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 職業:金沢工業大学大学院(KIT虎ノ門大学院)教授
- 前職:海上自衛隊 海将(第44代呉地方総監)
- 専門分野:リスクマネジメント、リーダーシップ、フォロワーシップ、安全保障、危機管理
34年間にわたり海上自衛隊で勤務し、潜水艦艦長や情報部門の責任者など数々の重要ポストを歴任しました。2016年の退官後は大学教員へ転身し、実務経験を活かした教育・研究活動を続けています。
海上自衛隊で歩んだ34年間
伊藤氏は1981年に防衛大学校機械工学科を卒業し、海上自衛隊へ入隊しました。
潜水艦勤務を中心に経験を積み、「はやしお」の艦長を務めたほか、在アメリカ日本大使館の防衛駐在官、海上幕僚監部情報課長、統合幕僚学校長など、防衛・情報・教育の各分野で重要な役職を歴任しています。
最終的には海将として呉地方総監を務め、日本の海上防衛を担う責任者の一人として活躍しました。
金沢工業大学虎ノ門大学院で教授として活躍
現在は金沢工業大学虎ノ門大学院で教授を務めています。
担当分野は、
- リスクマネジメント
- リーダーシップ論
- フォロワーシップ
- 危機管理
- 組織マネジメント
などです。
企業経営者や管理職、社会人大学院生を対象に、自衛隊で培った実践的な経験を交えながら講義を行っています。
特に「優れたリーダーだけでなく、優れたフォロワーが組織を強くする」という考え方は、多くの受講者から支持されています。
伊藤俊幸氏が注目される理由
伊藤氏が注目される最大の理由は、現場経験に裏付けられた実践的な危機管理論です。
海上自衛隊では、情報管理や組織運営、危機対応など数々の重要な任務を経験しており、その知見を企業経営や組織改革にも応用しています。
また、テレビのニュース番組やシンポジウムなどで安全保障問題について解説する機会も多く、専門家として幅広く活動しています。
教育理念
伊藤氏は講演やインタビューで、
「できるか、できないかではなく、やるか、やらないか」
という考え方を紹介しています。
さらに、リーダーだけを育てるのではなく、組織を支えるフォロワーの育成こそ組織力向上につながると説いており、この考え方は企業研修でも高い評価を受けています。
今後の活動にも注目
安全保障や危機管理への社会的関心が高まる中、伊藤俊幸氏の知見は教育界だけでなく、企業経営やメディアでも今後さらに注目されることが予想されます。
元海上自衛隊海将としての豊富な経験と、大学教授として培う理論を融合させた独自の視点は、多くのビジネスパーソンや学生にとって貴重な学びとなっています。
今後も講演活動や大学院での教育を通じて、その知見が広く発信されていくでしょう。