長年TBSのアナウンサーとして活躍し、親しみやすいキャラクターで人気を博した高野貴裕さん。
そんな彼がテレビ局を離れ、どのような道を歩んでいるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、TBSを退社し、東京都議会議員として新たな一歩を踏み出した高野貴裕さんの現在の活動とその背景について詳しく解説します。
TBSアナウンサーとしてのキャリア
高野貴裕さんは1979年9月24日生まれ。
青山学院大学を卒業後、2003年にTBSテレビに入社しました。
入社後は主に情報番組『ひるおび』や報道番組『NEWS23』、スポーツ中継などを担当し、
爽やかなイケメンアナウンサーとして主婦層からも人気を博しました。
19年間にわたりアナウンスセンターで活躍した後、
編成やプロモーション部門を経て、総務局CSR推進部や社長室のSDGs企画部を兼任する立場となり、
局を挙げて展開する社会貢献企画『地球を笑顔にするWEEK』の推進を担当するなど、完全に裏方の仕事に従事していました。
家族と難病との向き合い
プライベートでは2011年に女優の星野真里さんと結婚。
2015年7月に第一子となる長女が誕生しました。
しかし、長女は国指定の難病「先天性ミオパチー」の一種である「中心核ミオパチー」と診断され、現在は車いすでの生活を送っています。
この経験をきっかけに、高野さんと星野さん夫妻は病気や闘病生活への理解を深めるため、ともに社会福祉士の資格を取得しました。
この過程で、テレビ局で働き続けるよりも、理念を持って国や自治体を動かし、困っている人を助けたいという強い思いが芽生えたといいます。
TBS退社と政治への転身
2024年12月20日、高野さんはTBSラジオ『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』に出演し、同日が最終出社日であり、TBSを退社することを生報告しました。
その際、今後の目標について「皆さんと身近な人間が笑顔でいられるような社会づくり」を模索したいと語っていました。
そして2025年2月3日、地域政党「都民ファーストの会」が高野さんを東京都議会議員選挙の公認候補予定者として発表。世田谷区選挙区からの出馬が正式に決まりました。
都議選での当選と現在
2025年6月22日に行われた東京都議会議員選挙の投開票の結果、高野さんは世田谷区選挙区で24,797票を獲得し、初当選を果たしました。
当選の一報を受けた高野さんは「有権者の方、ご支援いただいたスタッフ、そして家族に感謝を伝えたい。
今日ばかりは喜ばせていただきたいですが、スタートラインに立ったばかり。
誰もが取り残されない社会をつくるために声を上げていきたい」と述べました。
選挙戦では、妻の星野真里さんが街頭演説で掲げる標旗の名前をプリントするなど、家族の全面的なサポートがあったことも明かされています。
当選後には星野さんと長女から祝福のビデオ電話があり、高野さんは「妻も娘も喜んでくれて、涙ぐんでいた。選挙戦中の心の拠り所でした」と感謝の気持ちを語りました。
政策と今後の展望
高野さんは都議選の第一声で、自身の経験を踏まえ「障がい児を育てていく上で助けられた社会制度はたくさんありますが、まだまだ足りていない部分もある」と指摘。
重点政策として「福祉を支える人々の支援」「暮らしやすい街づくり」「ともに生きるための教育」の3つを掲げ、「首都東京を作り上げていきたい」と決意を示しました。
現在、高野貴裕さんは東京都議会議員(世田谷区選出)として、社会福祉士の資格も活かしながら、誰もが取り残されない社会の実現に向けて活動を始めています。
元TBSアナウンサーという異色の経歴を持つ新米議員が、これからどのような政治活動を展開していくのか、注目が集まっています。