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結論:MLB史上5人目の快挙達成
ブレイデン・モンゴメリー(23歳)は、シカゴ・ホワイトソックスの外野手です。
2024年MLBドラフト全体12位指名の逸材で、2026年6月9日のMLBデビュー戦(対アトランタ・ブレーブス)にて延長10回2アウトからサヨナラ2ランホームランを放ち、チームの6-5逆転勝利を演出しました。
MLBデビュー戦でサヨナラ本塁打を記録した史上5人目の選手という歴史的快挙であり、全米で大きな話題となっています。
ブレイデン・モンゴメリーのプロフィール
BRADEN MONTGOMERY

ブレイデン・モンゴメリー
・生年月日:2003年4月16日(23歳)
・出身地:アイオワ州デモイン
・身長 / 体重:188cm / 100kg
・打席 / 投球:両打ち / 右投げ
・ポジション:右翼手(RF)
・所属チーム:シカゴ・ホワイトソックス
・出身校:スタンフォード大 → テキサスA&M大
・ドラフト:2024年 全体12位(元:レッドソックス)
デビュー戦の全記録:歴史的な夜
2026年6月9日(現地時間)、シカゴのレート・フィールド。
ホワイトソックスはMLB最高勝率を誇るアトランタ・ブレーブスを迎え撃ちました。
0-4の劣勢から逆転、さらに追いつかれての延長戦という劇的な展開の中、モンゴメリーはまさに映画のような幕切れを演じました。
デビュー線成績
・安打数:2(5打数)
・打点:3(デビュー戦)
・サヨナラ弾:飛距離(約105m)343ft
・1回
第1打席:三振。緊張のデビューも堂々とした立ち居振る舞い
・4回
左前適時打でMLB初安打&初打点。4-0から3点差に縮める1点を叩き出す
・6回
第3打席:三振
・7回
第4打席:中飛。チームは4-4に追いつく
・10回
⚡ 2アウト、走者三塁、0-1カウント。レイゼル・イグレシアスの2球目チェンジアップを完璧にとらえ、逆方向(左方向)に2ランサヨナラ本塁打! ホワイトソックス 6-5 勝利
「夢のような出来事でした。これ以上の展開は自分でも想像できません。これはチーム全員の力。選手だけじゃない、スタッフも、ファンも、シカゴの街全体の勝利です」
— ブレイデン・モンゴメリー(試合後コメント)
「ブレイデンのことは、私たちみんな特別な選手だと思っている。そして特別な選手は、特別なことをやってのける」
— ウィル・ヴェナブル監督(試合後コメント)
なお、解説を担当したのは伝説的アナウンサー、ボブ・コスタス氏。
「レフト方向へ大きく飛んだ!フェンスへ——越えた!サヨナラホームラン!なんというドラマだ!」と興奮気味に実況し、この瞬間の価値をさらに高めました。
MLB史上5人目の快挙
イライアス・スポーツ・ビューローの調査によると、MLBデビュー戦でサヨナラ本塁打を放った選手は、現代野球(1900年以降)においてモンゴメリーがわずか5人目です。
1・1971年 ビリー・パーカー
2・2002年 ジョシュ・バード
3・2003年 ミゲル・カブレラ
4・カルロス・ペレス 2015年
5・ブレイデン・モンゴメリー ★ 2026年
注目ポイント
3人目はホール・オブ・フェーマーのミゲル・カブレラ(元タイガース)。デビュー戦でサヨナラ弾という共通点を持つ先輩は、MLB最高レベルの打者へと成長しました。モンゴメリーもその系譜に名を刻んだことになります。また、今回の相手投手イグレシアスは今シーズン被本塁打ゼロだったクローザーであり、その点でも快挙の価値はさらに高いと言えます。
経歴:ドラフトからホワイトソックスへ
・2021–2022年
スタンフォード大学時代
スタンフォード大で2シーズンプレー。チームを2年連続Pac-12優勝に導き、126試合で35本塁打・118打点という圧倒的な成績を残す。
・2023–2024年
テキサスA&M大学へ転校
1シーズンで打率.322・27本塁打・85打点を記録し、チームをカレッジ・ワールドシリーズ決勝まで牽引。テキサスA&M史上最高ドラフト順位の野手となる称号を手にする。スーパーリージョナル第1戦で右足首を骨折するも、チームは決勝進出。
・2024年6月
MLBドラフト全体12位指名
足首の怪我がなければトップ5候補とも言われた中、ボストン・レッドソックスが全体12位で指名。契約金500万ドル(約7.5億円)。
・2024年12月
ガレット・クロシェットトレードでホワイトソックスへ
レッドソックスがエース左腕ガレット・クロシェット獲得のため、モンゴメリー、カイル・ティール、チェイス・マイドロス、ウィケルマン・ゴンザレスの4選手をパッケージとしてホワイトソックスへ放出。
・2026年6月9日
⚡ MLBデビュー戦でサヨナラ2ラン
ドラフト指名からわずか約2年でメジャー昇格。
延長10回にサヨナラ本塁打を放ち、MLB史上5人目の快挙を達成。
マイナー時代の実績
モンゴメリーはドラフト後わずか約16ヶ月でメジャー昇格を果たしました。
シングルAから3Aまで4つのレベルで計177試合をこなし、着実に実力を証明してきました。
| シーズン | チーム(リーグ) | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | カナポリス(1A) | .284 | — | — | — |
| 2026 | バーミンガム(2A) | .313 | 6 | — | 1.035 |
| 2026 | シャーロット(3A) | .315 | 4 | — | .912 |
| 2026合計 | 2A+3A(56試合) | .314 | 10 | — | .970 |
2026年シーズンは2Aと3Aの合計56試合で打率.314/.422/.548というハイレベルな数字を残し、メジャー昇格直前の18打席(35打数)では打率.514と絶好調で昇格を迎えました。
さらに盗塁も5つを記録しており、パワーだけでなく走力も兼ね備えていることが数字からも分かります。
スカウト評価と選手としての特徴
MLB Pipelineが選ぶ総合プロスペクト・ランキングで21位(ホワイトソックス内2位)に位置するモンゴメリーは、スカウト界でどのように評価されているのでしょうか。
スカウト評価
パワーグレード:60〜65(スケール80点満点)
生粋の長距離砲として高い評価。バットスピードが速く、両打ちながら右・左どちらからでも長打を放てる点が最大の武器。テキサスA&M時代には打率.322・27本塁打・85打点という圧倒的な大学野球成績を残し、プロ入り後もパワーは本物と証明されています。一方で三振率の高さ(ヒットツール:30〜40の評価)が課題として挙げられており、この課題をいかに克服するかが今後の鍵とも言えます。
パワーグレード:60/65
MLB Pipeline総合ランク:#21
ドラフト契約金:$5M
両打ちの右翼手という希少性も評価の理由のひとつ。
大学時代にはスタンフォードからテキサスA&Mへ転校という異例の経歴を持ちながら、それぞれのチームで即戦力として活躍してきたメンタルの強さもプロのスカウトたちが高く評価するポイントです。
今後の展望
ヴェナブル監督はデビュー前日の時点で「モンゴメリーはほぼ毎日スタメン起用する」と明言しており、右翼手の定位置を実質的に確約しています。
チームは2024年の121敗(近代MLB記録)から急速に立て直しを進めており、2026年現在は35勝31敗とワイルドカード争いに加わっています。
モンゴメリーは今シーズン、同じクロシェット・トレードで獲得したカイル・ティール(故障中)やチェイス・マイドロスとともに中軸を形成する役割を期待されています。
ティールが復帰すれば、ホワイトソックスのラインナップの3分の1がそのトレードで獲得した選手で占められるという異例の状況が生まれます。
・史上5人目の快挙
MLBデビュー戦でサヨナラ本塁打を放った選手は現代野球で5人しかいない歴史的存在に
・毎日スタメン確約
監督がデビュー前から定位置を約束。チームのポストシーズン争いを牽引する中心選手へ
・マイナーで証明済み
2026年2A+3A合計で打率.314・10本塁打。短期間でのメジャー昇格に十分な実力を示した
・両打ちの長距離砲
パワーグレード60〜65の稀有な才能。三振率の課題を克服すれば球界を代表する打者へ成長も
「ここから先は下り坂になるだけ?……最高の瞬間を経験してしまいましたよ」
— モンゴメリー、試合後のユーモアあふれるコメント
もちろん、プロの世界はそう簡単ではありません。
しかしデビュー戦でこれほどの印象を残した選手が、これからさらに力をつけていくとしたら——ホワイトソックスファンのみならず、MLB全体がブレイデン・モンゴメリーのキャリアを追いかけることになるでしょう。