「西田陸浮って何て読むの?」「どんな経歴の選手?」
2026年5月、ついにMLBメジャー昇格を果たしたことで、この名前を初めて目にした人が一気に増えました。
大阪育ちの少年が東北の強豪校を経てアメリカへ渡り、自らの力で夢の舞台を掴むまでの物語は、野球ファンでなくても引き込まれます。
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読み方は「にしだ りくう」——珍しい名前の由来
ANSWER 西田陸浮の読み方は「にしだ りくう」。
英語表記はRikuu Nishidaで、MLB公式サイトでもこの表記が使われています。
「陸浮」という二文字の名前は一見難読で、SNSでも読み方を検索する人が後を絶ちません。
「りくふ」「りくと」と誤読されることもあるが、正しくは「りくう」と読みます。
名前の由来については本人から公式のコメントは出ていないが、「陸」と「浮」を組み合わせた独自の名前であることが特徴的です。
読めそうで読めないこの名前は、MLBドラフト指名のニュースが流れたときから注目を集め続けています。
プロフィール
・名前:西田 陸浮(にしだ りくう)
・生年月日:2001年5月6日(25歳)
・出身地:大阪府枚方市
・投打:右投左打
・体格:168cm・68kg(目安)
・所属:シカゴ・ホワイトソックス
・守備位置:内野手・外野手
・英語表記:Rikuu Nishida
学歴——大阪→宮城→アメリカへ続く異色の経路
西田陸浮の学歴は、まさに「自分で道を切り開いた」という言葉がふさわしいですね。
日本の強豪高校から渡米し、短大を経て名門大学へ編入というルートは、NPBを経由しない野手としては極めて珍しいキャリアです。
小学校〜中学校(大阪府枚方市)
小学2年生のころ、地元・大阪府枚方市の「枚方リトルリーグ」に入団して野球と出い。
その後しばらく野球から離れる時期があり、小学5年生になって軟式野球チーム「トルネードBBC」で競技に復帰しています。
中学は楠葉西中学校に進学し、中学3年生のときに硬式の北大阪ボーイズへ移籍して本格的に野球へ打ち込み始めました。
この時期に基礎技術を固め、全国から選手が集まる強豪高校へのスカウトを受けることになります。
高校:東北高等学校(宮城県・全国屈指の野球名門)
高校は宮城県の東北高校へ進学。
東北高校は全国的にも知られる野球強豪校で、多くのプロ野球選手を輩出しています。大阪から単身で宮城へ乗り込んだことになります。
西田は高校3年夏に宮城県大会決勝まで進出しましたが、仙台育英に敗れて惜しくも甲子園出場はならなかったです。
それでもチームの副主将を務めるなど、当時からリーダーシップを発揮していました。
甲子園という夢の舞台まであと一歩届かなかった悔しさは、後のインタビューでも言及されています。
ただ、この敗北が彼をより大きな舞台へ向かわせる原動力になったことは、その後の行動を見れば明らかです。
短大:マウントフッド・コミュニティ・カレッジ(アメリカ・オレゴン州)
高校卒業後は「野球のためではなく、社長になるための勉強がしたい」という理由で渡米し、マウントフッド・コミュニティ・カレッジへ留学しました。
多くの選手がNPBや独立リーグを目指す中、ビジネスを学ぶためにアメリカへという発想はこの時点で際立っています。
ここで語学力とビジネスマインドを磨きながら、野球でも力をつけています。
大学:オレゴン大学(NCAA Division I 名門校)
2023年にオレゴン大学へ編入し、63試合に出場して打率.312・5本塁打・37打点という成績を残しました。
オレゴン大学はNCAAディビジョンIの強豪で、毎年複数のMLBドラフト指名選手を輩出するレベルの高い環境です。
この舞台で日本人選手がレギュラーを掴み、中軸として結果を出したことがドラフト指名につながっています。
・オレゴン大 打率 :.312
・本塁打:5本
・打点:37
経歴——MLBドラフト指名から「即MLB昇格」まで
学歴と並行して語るべきは、プロとしての急成長の軌跡です。
マイナーリーグ3年間で着実にステップアップし、2026年5月に夢の大舞台へ。
・2023
MLBドラフト11巡目(全体329位)でホワイトソックスから指名日本人のMLBドラフト指名は2013年の加藤豪将以来5人目。17万ドルで契約し、8月にプロデビュー。
・2023
株式会社ワンハネを設立・代表取締役就任社名は「打率1割台」を意味するスラングが由来で、「野球界の歴史の中で1%でも自分が作ったと言われる存在になりたい」という強い意志が込められている。
・2024
A級→A+級→AA級と1シーズンで3段階昇格A級カナポリスで打率.290・35盗塁ののち7月にA+昇格、打率.337・10盗塁でAA昇格。シーズン合計49盗塁を記録した。
・2025
マルセロさんと結婚2025年10月28日、自身のSNSで「マルセロと結婚」と報告。
・2026
3A昇格→即本塁打のデビュー2026年4月、3A昇格初戦でいきなりマルチ安打を記録。
・2026.5
MLB初昇格・メジャーデビュー2026年5月25日、ホワイトソックス傘下マイナーリーグから初めてMLBに昇格。日本人野手でNPBを経ずにMLB入りしたのは加藤豪将以来2人目となった。
プレースタイル——小柄でも俊足・出塁・守備で勝負
西田陸浮のプレースタイルは、パワーで押す大型選手というより、出塁力・盗塁・守備力を武器に道を切り開いてきたタイプ。
168cm前後という体格はMLBの野手としては小柄な部類に入るが、2024年のシーズン49盗塁が示すように、機動力と状況判断では群を抜いています。
守備位置は内野手・外野手を兼ねる「ユーティリティ」。
どこでも高いレベルでこなせる万能性は、ロスターの枠が限られるメジャーでむしろ強みになります。
現役マイナーリーガーにして起業家という二刀流
プロ入りと同時期の2023年、株式会社ワンハネを設立し自ら代表取締役を務めています。
事業内容はアメリカへの野球留学サポートや少年野球大会の主催、オンライントレーニングシステムの展開など多岐にわたります。
マイナーリーグの長距離バス移動中も会社の業務をこなしていたといいます。
「野球で飯を食う」という発想だけでプロを目指したわけではない——高校卒業時点からビジネスを見据えていたこと、そしてその構想を実際に会社という形にしたことは、現役選手の中でも突出した行動力といえます。
渡米の理由が「社長になるための勉強」だったにもかかわらず、大学でMLBドラフト指名という結果を手にしました。
その逆説的な経緯が、西田陸浮という人物の面白さを最もよく表していると言えるでしょう。
なぜ今これほど注目されているのか
2026年5月25日、西田陸浮のMLB昇格が報道され、翌日には村上宗隆のホームランと西田のデビュー初安打・レーザービームが重なり、ホワイトソックスの「日本人コンビ躍動」として大きく取り上げられました。
NPBという日本のプロ野球を経由せず、高校から直接アメリカの大学野球へ飛び込み、メジャーの舞台に立つ——このルートは前例がほとんどなく、後に続く若い選手や野球留学を検討する家庭にとっても大きな希望のモデルケースになっています。
まとめ
西田陸浮(にしだ りくう)は
2001年5月6日生まれ、
大阪府枚方市出身のプロ野球選手。
楠葉西中学校から東北高等学校、
マウントフッド・コミュニティ・カレッジ、オレゴン大学というユニークな学歴を経て、2023年のMLBドラフトでシカゴ・ホワイトソックスに指名されました。
マイナーリーグでの3年間で着実に成長を重ね、2026年5月25日についにMLB初昇格。日本人野手でNPBを経ずにMLBの舞台に立った2人目という歴史的な記録も刻みました。
グラウンドの外では起業家としての顔も持ち、プレイヤーとビジネスパーソンの両立を体現しています。