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選択的夫婦別姓の実現に向けて活動する井田奈穂(いだ・なほ)さん。

彼女がなぜ、一度は選んだ「事実婚」を解消し、再び名字を変えてまで「法律婚」へと踏み切ったのか。

その裏には、現在の旦那さんの「病気と手術」に直面した際の、非常に切実な経験がありました。

今回は、井田さんの現在の旦那さんとのエピソードや、法律婚を決意した理由について詳しくご紹介します。

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井田奈穂の現在の夫はどんな人?

井田奈穂さんは、2017年に現在の旦那さんと再婚されています。

旦那さんについての具体的な名前や職業などの詳細は一般に伏せられていますが、井田さんのインタビューからは、彼女の活動を理解し、支えているパートナー像が浮かび上がります。

当初、二人はあえて婚姻届を出さない「事実婚」という形を選びました。

それは、井田さんがそれまでのキャリアで築いてきた「井田」という名字を大切にしたかったから、そして旦那さんに改姓の負担をかけたくなかったからです。

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事実婚から法律婚へ。きっかけは「夫の入院と手術」

幸せな事実婚生活を送っていた二人に、予期せぬ事態が起こります。旦那さんの病気による入院と手術です。

このとき、井田さんは現代の日本の制度が抱える「壁」を痛感することになります。

病院で突きつけられた「家族ではない」という言葉

旦那さんの手術にあたり、病院側から手術の同意書への署名を求められましたが、そこで思わぬ拒絶に遭いました。

「“奥様”ではない方(法律上の家族ではない方)には、署名はしていただけません」

病院や担当者の判断にもよりますが、当時の井田さんは事実婚であったため、緊急時や重要な医療判断の際に「正当な家族」として認められなかったのです。

大切なパートナーが病気で苦しんでいる最中に、「あなたは家族ではない」と告げられるショックは、計り知れないものだったといいます。

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葛藤の末の「再度の改姓」

この経験から、井田さんは「万が一の時に、法的にパートナーを守れる立場でいたい」と強く思い、法律婚(入籍)することを決意します。

しかし、ここでも大きな葛藤がありました。

夫が改姓する場合: 旦那さんに「井田(元夫の姓)」を名乗らせることになってしまう。

井田さんが改姓する場合: 自身のキャリアである「井田」を再び捨てることになる。

最終的に、井田さんは「自分が再び名字を変える(夫の姓に入る)」という苦渋の選択をしました。

これが、彼女が「改姓は社会的な死である」とまで感じ、活動に身を投じる大きな原動力となったのです。

まとめ

井田奈穂さんが法律婚に踏み切ったのは、「病に倒れた夫を、法的な家族として支えたい」という深い愛情が理由でした。

事実婚では手術の同意手続きができないという現実に直面。

「家族ではない」と言われた悔しさが活動の原点に。

現在は法律婚をしつつ、活動家として「名字を選べる社会」を目指している。

このエピソードは、単なる制度の問題ではなく、誰にでも起こりうる「家族のあり方」を考えさせるものですね。

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