精神科医として活動する片上徹也(かたかみ・てつや)さんをご存じでしょうか。
片上さんは、日本精神神経学会の専門医・指導医として登録されている精神科医です。特に注目されているのが、一般的な精神科診療とは異なる「夜間の診療」に取り組んできたことです。
今回は、片上徹也さんの経歴や資格、現在の活動、著書などについて、確認できる情報をもとに詳しくまとめました。
片上徹也のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 片上徹也(かたかみ・てつや) |
| 生年 | 1984年 |
| 年齢 | 41~42歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 公表情報では確認できず |
| 職業 | 精神科医 |
| 資格 | 日本精神神経学会専門医・指導医、精神保健指定医、産業医など |
| 出身大学 | 奈良県立医科大学 |
| 現在の活動 | アウルクリニック院長など |
日本精神神経学会の専門医・指導医検索では、片上徹也さんが**「指導医」資格を持つ医師として近畿地区に登録**されています。
片上徹也の経歴
片上さんは1984年生まれ。奈良県立医科大学を卒業後、阪本病院、和泉丘病院などで精神科医として経験を積みました。
そして2014年、仕事や学校などの事情から昼間に医療機関へ通うことが難しい人たちのため、夜間に診療する「アウルクリニック」を開院しました。
その独自性は2019年に出版された著書**『夜しか開かない精神科診療所』**にもまとめられています。同書では、大阪・ミナミの夜間診療所を訪れるさまざまな患者と向き合ってきた精神科医としての経験が紹介されています。
なぜ「夜しか開かない精神科診療所」を始めた?
片上さんの活動が注目された大きな理由が、夜間診療というスタイルです。
2019年の朝日新聞のインタビューでは、昼間に仕事をしている人が通院しやすい場所を作りたいという考えから、アメリカ村にクリニックを開設した経緯が紹介されています。開院から5年間で4,000人以上が訪れたとも報じられました。
「精神科を受診したいけれど、仕事を休めない」「周囲に知られず相談したい」といった人にも医療へアクセスする選択肢を提供する――。
こうした発想が、片上さんの精神科医としての活動を特徴づけています。
現在はどんな活動をしている?
現在のアウルクリニック公式サイトでは、片上さんについて、同クリニック院長として診療するほか、八尾徳洲会総合病院で精神科医長として勤務していると紹介されています。
さらに、アルコール依存症専門外来や精神医学の教育、公的な精神科救急診療などにも携わっているとされています。
つまり、片上さんは一つのクリニックだけで診療する精神科医ではなく、病院勤務や専門外来、教育・啓発など複数の領域で精神医療に関わっている人物といえるでしょう。
精神科専門医・指導医としての資格にも注目
片上さんについて調べる際に見逃せないのが、日本精神神経学会の専門医・指導医資格です。
日本精神神経学会は、精神科専門医制度における指導医について、専門研修プログラムで研修医を指導する役割などを定めています。片上さんは同学会の検索システムで「指導医」として確認できます。
そのため、「片上徹也 精神科医」「片上徹也 専門医」「片上徹也 指導医」といった検索が気になっている人にとっても、公式の登録情報から資格を確認できる点は重要です。
著書『夜しか開かない精神科診療所』とは?
片上さんの代表的な著書が、2019年8月に河出書房新社から発売された**『夜しか開かない精神科診療所』**です。
本書では、会社員、シングルマザー、ひきこもりなど、さまざまな背景を持つ人たちが夜間の精神科診療所を訪れる様子を通じ、精神科医としての経験や考えが描かれています。
単なる医師のプロフィール本ではなく、「なぜ人は生きづらさを抱えるのか」「精神科医療にはどのような役割があるのか」を考えるきっかけになる一冊として紹介されています。
まとめ
片上徹也さんは、日本精神神経学会の専門医・指導医として精神科医療に携わりながら、夜間診療という独自の取り組みでも知られる医師です。
2014年に開院したアウルクリニックを軸に、病院勤務、依存症専門外来、精神医学の教育、精神疾患の啓発など幅広い活動を行っています。
また、著書『夜しか開かない精神科診療所』を通じて、精神科医療の現場や患者との向き合い方を一般の読者にも伝えてきました。
「精神科医としての資格」だけでなく、夜間診療という社会的なニーズに着目して活動してきた点が、片上徹也さんが注目される大きな理由といえそうです。