小川昌寛さんは、産業用ロボットやモーションコントロール分野で世界的に事業を展開する安川電機の前社長です。
長年にわたって安川電機のロボット事業に携わり、2023年3月に代表取締役社長へ就任しました。
今回は、小川昌寛さんの経歴や学歴、安川電機での歩み、ロボット事業との関わり、社長時代に注力したAI・ロボティクス分野などについて、公開されている情報をもとに整理します。
小川昌寛のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 小川昌寛(おがわ・まさひろ) |
| 生年月日 | 1964年8月25日 |
| 出身地 | 福岡県北九州市 |
| 学歴 | 九州芸術工科大学卒業 |
| 職業 | 実業家・経営者 |
| 前職 | 株式会社安川電機 代表取締役社長 |
| 社長就任 | 2023年3月 |
| 主な専門分野 | ロボット、メカトロニクス、AIロボティクス |
| 趣味 | ゴルフ |
小川さんは福岡県北九州市出身で、九州芸術工科大学を卒業後、安川電機に入社しました。
その後、ロボット事業を中心にさまざまな役職を経験し、経営トップへとキャリアを進めています。
小川昌寛の学歴は?
小川昌寛さんは、九州芸術工科大学を卒業しています。
九州芸術工科大学は現在の九州大学芸術工学部につながる大学で、デザインや工学などを横断的に学ぶ教育で知られていました。
大学卒業後の1987年に安川電機へ入社。
以降、安川電機グループでキャリアを積み重ねていきました。
なお、高校以前の学歴については、今回確認した公開情報では詳細が確認できませんでした。
そのため、出身高校などについては推測せず「不明」とするのが適切です。
小川昌寛の経歴|安川電機一筋でキャリアを形成
小川さんは1987年に安川電機製作所(現・安川電機)へ入社しました。
安川電機ではロボット事業を中心に経験を積み、海外事業にも携わっています。
その後、ロボット事業部長などを務め、2019年には取締役に就任。
2020年には常務執行役員、2022年には代表取締役専務執行役員へと昇格しました。
そして2023年3月、代表取締役社長に就任しています。
つまり小川さんは、外部から経営トップとして招かれた人物ではなく、入社以来、安川電機の事業を現場から支えてきた経営者といえます。
ロボット事業との深い関わり
小川昌寛さんを語るうえで欠かせないのが、安川電機のロボット事業です。
安川電機は、産業用ロボット「MOTOMAN」などを展開しており、自動車や半導体、電子部品、物流など幅広い製造現場でロボット技術を提供しています。
小川さん自身もロボット事業に長く携わってきました。
特に製造現場の自動化については、単純な大量生産だけでなく、製品の種類が多く生産量が変動する「変種変量生産」への対応や、これまで自動化が難しかった領域へのロボット導入にも取り組んできました。
こうした経験が、その後の経営にもつながっていると考えられます。
社長時代に注目された「AI×ロボット」
小川さんが社長を務めた時期には、製造業を取り巻く環境も大きく変化しました。
特に注目されたのが、AIとロボット技術を組み合わせる「AIロボティクス」です。
従来の産業用ロボットは、あらかじめ設定された動作を正確に繰り返すことが得意でした。
一方でAI技術が進歩することで、画像認識や判断、学習などを組み合わせ、これまでより柔軟な作業への対応が期待されています。
小川さんもAIやロボティクスの融合について発信しており、人型ロボットや「フィジカルAI」と呼ばれる領域にも関心を示していました。
今後の製造業では、AIが現実世界で動くロボットと結び付くことで、工場の自動化がさらに進む可能性があります。
小川昌寛はどんな人物?
小川さんは、ロボット事業の現場経験を持つ技術系・事業系の経営者としての側面が特徴です。
安川電機に入社してから長期間にわたって同社の事業に携わり、ロボット事業部門の責任者を経験した後、取締役、専務執行役員を経て社長となりました。
そのため、単に経営管理を担うだけではなく、安川電機が得意とするモーションコントロールやロボット事業への理解を持つ経営者だったことが分かります。
また、人物紹介ではゴルフを趣味としていることも紹介されています。
一方で、家族構成や自宅などのプライベート情報については、信頼できる公開情報が十分ではありません。
記事などで紹介する場合も、確認できない情報を推測して掲載することは避けたほうがよいでしょう。
小川昌寛が社長に就任したのはいつ?
小川昌寛さんが安川電機の代表取締役社長に就任したのは、2023年3月です。
前任の小笠原浩さんから社長職を引き継ぎました。
小川さんは、それまでロボット事業を中心に安川電機の経営に関わっていたため、同社の技術や事業を理解した人物が経営トップに就任した形になります。
社長時代には、ロボットを含む自動化需要の拡大に加えて、AIなどの新しい技術を事業へ取り込むことにも注力しました。
2026年には社長から副会長へ
2026年5月には、安川電機の経営体制が変更され、小川さんは代表取締役社長から副会長執行役員へと役職が変わりました。
この際、小川さんはAIロボティクス事業統括、新メカトロ応用事業統括を担う体制となりました。
社長職を離れた後も、AIやロボティクスなど、安川電機の今後の成長に関係する分野に携わる形となっています。
まとめ|小川昌寛はロボット事業を知る安川電機の経営者
小川昌寛さんは、1987年の安川電機入社から長年にわたって同社のロボット事業などに携わってきた経営者です。
2023年3月には代表取締役社長に就任し、AIとロボティクスの融合、人型ロボット、フィジカルAIなど、次世代の製造業を見据えた分野についても発信してきました。
特に、ロボット事業の現場経験を持った人物が経営トップを務めたという点は、小川さんの経歴を理解するうえで重要なポイントです。
2026年5月からは副会長執行役員としてAIロボティクス事業統括などを担当しており、安川電機の技術・事業戦略を考えるうえでも注目される人物の一人です。