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2026年9月5日、アニメ『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の新キャストが発表され、大原大次郎役を坂本頼光さんが担当することが明らかになりました。

坂本頼光さんといえば、声優としてだけでなく、無声映画に語りやセリフを付ける「活動写真弁士」としても知られる人物です。

実は、長年にわたって活弁の世界で実績を積みながら、アニメやナレーション、映画出演など幅広く活動してきました。

今回は、坂本頼光さんのプロフィールや経歴、声優としての活動、そして『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』で大原部長を演じることになった背景について、公式情報を中心に詳しく紹介します。

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坂本頼光のプロフィール

https://www.matsudafilm.com/matsuda/b_pages/b_j_9j.html

まずは、坂本頼光さんの基本プロフィールをまとめます。

項目内容
名前坂本頼光(さかもと らいこう)
生年月日1979年6月23日
年齢47歳(2026年9月現在)
出身地東京都
職業活動写真弁士、声優、ナレーターなど
特技イラスト、動画制作
所属・業務提携古舘プロジェクト
所属団体落語芸術協会

所属事務所のプロフィールでは、坂本さんは活動写真弁士としての活動を軸に、アニメの声優やCMナレーションなどにも活動の幅を広げていると紹介されています。

また、落語芸術協会では芸種を「活動写真弁士」として登録されています。

つまり、一般的には「声優」として注目される今回の『こち亀』出演ですが、坂本さんの本来のキャリアを理解するうえでは、活動写真弁士としての実績が非常に重要です。

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坂本頼光は何者?「活動写真弁士」が本業

「坂本頼光」という名前を今回初めて知った人の中には、

「声優なの?」

と思った方も多いのではないでしょうか。

実際には、坂本さんは長年にわたり活動写真弁士として活躍してきた人物です。

活動写真弁士とは、音声のない無声映画に合わせて、作品の内容を説明したり、登場人物のセリフを語ったりする職業です。

現在では珍しい存在ですが、坂本さんは1997年にマツダ映画社で修業を始め、2000年に東京キネマ倶楽部で正式デビュー。

落語芸術協会のプロフィールによると、『鞍馬天狗』『子宝騒動』など約120作品のレパートリーを持っています。

単に昔の映画を説明するだけではなく、坂本さんはイラストや自作動画を活用した独自の表現にも取り組んできました。

この「語り」「声」「映像」を組み合わせた活動が、後の声優やナレーションなどの仕事にもつながっていると考えられます。

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坂本頼光が『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』大原大次郎役に決定

今回、最も注目されているのが『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』への出演です。

2026年9月5日に公開された公式発表によると、坂本頼光さんは大原大次郎役を担当します。

新作の主要キャストは以下の通りです。

  • 両津勘吉:落合福嗣さん
  • 中川圭一:蒼井翔太さん
  • 秋本麗子:M・A・Oさん
  • 大原大次郎:坂本頼光さん

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は2026年に連載開始50周年、アニメ放送30周年という節目を迎えています。

新作は2027年にフジテレビで放送され、各プラットフォームでも配信予定です。アニメーション制作は、30年前のアニメ版も手掛けたぎゃろっぷが担当します。

長年にわたり「声」を武器として活動してきた坂本さんが、派出所メンバーの中でも重要な存在である大原部長をどのように演じるのか、注目が集まりそうです。

なぜ坂本頼光が大原部長役に?

現時点で、公式から「坂本さんが大原大次郎役に選ばれた具体的な理由」は発表されていません。

そのため、

「活弁士だから大原部長に選ばれた」

などと断定することはできません。

ただし、坂本さんには長年にわたる「語り」のプロとしての経験があります。

活動写真弁士は、登場人物のセリフや状況説明を声だけで表現する必要があります。

そのため、声色、間、イントネーション、キャラクターごとの話し分けなど、声を使った高度な表現力が求められます。

坂本さんはこうした経験を長年積んできたため、今回のキャスティングによって、改めて「声の表現者」としてのキャリアが注目されることになりそうです。

坂本頼光の声優としての代表的な活動

坂本さんは活動写真弁士だけでなく、アニメ作品などでも声優として活動しています。

所属事務所のプロフィールでは、アニメ作品への出演やCMナレーションなどが紹介されています。

そのため、今回の『こち亀』出演は突然の声優転身というわけではありません。

むしろ、

活動弁士 → 声の仕事 → アニメ・ナレーション → 大型アニメ作品

という、これまで積み重ねてきた活動の延長線上にある出演と見ることができます。

特に今回の『こち亀』は長寿作品の新作であり、坂本さんにとってもこれまで以上に幅広い層へ名前を知ってもらう機会になりそうです。

映画『カツベン!』にも出演していた

坂本頼光さんを語るうえで外せないのが、2019年公開の映画『カツベン!』です。

周防正行監督による同作は、無声映画全盛期の活動弁士を題材にした作品。

坂本さんは映画に出演しただけでなく、俳優陣への活弁指導も担当しました。所属事務所も、出演と俳優陣への活弁指導を行ったことを公式プロフィールで紹介しています。

さらにインタビューでは、主演の成田凌さんらへの指導についても語っています。

つまり坂本さんは、単に「声優として声を提供する人」ではなく、声や語りの技術を実演し、さらに他者に伝えることもできる専門家なのです。

芸術選奨 文部科学大臣新人賞を受賞

坂本頼光さんの活動を知るうえで、特に重要なのが2025年の受賞歴です。

坂本さんは、令和6年度(第75回)芸術選奨の文部科学大臣新人賞を受賞しました。

落語芸術協会によると、活動写真弁士として同賞を受賞したのは坂本さんが初めてとされています。

受賞理由では、寄席の定席公演に映像投影を取り入れたことや、無声映画の説明に笑いを取り入れたこと、自作アニメや古い映画の名場面で声色を生かした独自性などが評価されています。

この受賞は、坂本さんが単なる「昔ながらの活弁士」ではなく、現代の寄席・映像文化に活弁を適応させている点が高く評価されたものといえるでしょう。

水木しげる作品との深い関わり

坂本さんには、漫画家を志していた時期があり、少年時代から水木しげる作品に強く影響を受けていたことが公式プロフィールで紹介されています。

その後、イラストや動画制作にも取り組み、「水木活弁」と呼ばれる独自の表現も展開しています。

漫画への関心から始まり、

漫画 → 映画 → 活弁 → イラスト・動画 → 声優・ナレーション

と活動領域を広げてきたことは、坂本さんの大きな特徴です。

一つのジャンルだけにとどまらず、「声と映像」という共通する武器を使って表現の幅を広げている人物といえます。

『いだてん』にも出演

坂本さんはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも、浅草の活動弁士役で出演しています。

落語芸術協会の公式プロフィールにも出演歴として掲載されています。

活動弁士本人が活動弁士役を演じるという意味でも、坂本さんのキャリアを象徴する出演の一つといえるでしょう。

坂本頼光の現在の活動は?

2026年現在も、坂本さんは活動写真弁士として寄席などに出演しています。

落語芸術協会のプロフィールには、新宿末廣亭や浅草演芸ホールなどへの出演予定も掲載されています。

さらに2026年8月には、ジャンプチャンネルで公開された『こち亀』50周年企画の「あらすじ」を坂本さんが活動弁士として語っています。

所属事務所もこの企画への出演を掲載しています。

そして、その翌月となる9月5日に『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の大原大次郎役が発表されました。

この流れを見ると、坂本さんと『こち亀』の「語り」に関する縁が、今回の新キャスト発表以前から存在していたことが分かります。

まとめ

坂本頼光さんは、今回『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の大原大次郎役に決定したことで、声優として大きな注目を集めています。

しかし、そのキャリアを詳しく見ると、坂本さんの本質は「声優」という一つの肩書だけでは語れません。

1997年から活動写真弁士として修業し、2000年に正式デビュー。

その後、無声映画の活弁を中心に、イラスト、自作動画、声優、ナレーション、映画出演などへ活動を広げてきました。

そして2025年には、活動写真弁士として初となる芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

2026年には『こち亀』50周年企画にも参加し、2027年放送予定の『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』では大原大次郎役を担当します。

「昔ながらの活弁」を現代の映像・アニメ・寄席へつなぐ存在として、坂本頼光さんの今後の活動から目が離せません。

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