「五十子李壱」という名前を見て、まず気になるのが読み方ではないでしょうか。
敦賀気比高校でプレーする五十子李壱選手は、「いがっこ・りいち」と読みます。
2025年春のセンバツでは投手として甲子園のマウンドに立ち、2026年夏には外野手として敦賀気比の甲子園出場に貢献。投手と野手の両面でチームに関わってきた選手として、注目を集めています。
この記事では、五十子李壱選手について、公開されている信頼性の高い情報をもとに、プロフィールからこれまでの歩み、甲子園での成績、2026年の現在地まで詳しくまとめます。
五十子李壱のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 五十子 李壱(いがっこ りいち) |
| 生年月日 | 2008年8月23日 |
| 学年 | 2026年時点で高校3年生 |
| 出身 | 福井県鯖江市 |
| 出身中学 | 鯖江市立東陽中学校 |
| 中学時代 | 鯖江ボーイズ |
| 身長 | 170cm |
| 投打 | 右投右打 |
| 2026年の主なポジション | 外野手 |
| 高校 | 敦賀気比高等学校 |
選手名鑑では、五十子選手は「いがっこ りいち」と紹介され、出身中学は鯖江市立東陽中学校、右投右打とされています。2025年時点では投手として登録されていましたが、2026年は外野手としての出場が増えています。
「五十子李壱」の読み方は「いがっこ・りいち」
五十子選手が全国的に注目されるきっかけの一つになったのが、その珍しい名字です。
読み方は「いがっこ」。
高校野球ドットコムでも「いがっこ・りいち」と紹介されており、2025年のセンバツでは名前の読み方そのものにも注目が集まりました。
ただ、本人にとっては必ずしも「珍しい名字」という感覚ではなかったようです。
2025年の取材では、福井県鯖江市出身の五十子選手が、小中学生のころは同じ名字の人が身近にいたため、自分では珍しい名前だと思っていなかったことも語られています。
五十子李壱はどんな選手?投手として注目された高校時代
五十子選手が一躍注目を集めたのは、高校1年時の秋でした。
敦賀気比では1年秋からベンチ入りし、北信越大会では主にリリーフとして登板。明治神宮大会では背番号「1」を背負うまでに評価を高めました。
高校野球ドットコムによると、北信越大会では4試合で11回2/3を投げ、11奪三振。特に準々決勝の松本第一戦では2回を完全に抑え、4奪三振という印象的な投球を見せています。
身長170cmと投手としては決して大型ではありませんが、コンパクトなフォームから力強い球を投げ込むことが特徴です。
2025年時点では最速137キロと紹介されており、球速だけでなく、変化球と奪三振能力を生かした投球が評価されていました。
2025年センバツで甲子園初先発
五十子選手の名前を全国の高校野球ファンに広めたのが、2025年春のセンバツです。
敦賀気比は2025年の第97回選抜高校野球大会に出場。五十子選手は1回戦の滋賀短大付戦で先発を任されました。
結果は敦賀気比が15-0で勝利。
五十子選手は7回を投げて3安打無失点、さらに毎回の9奪三振という好投を披露しました。公式戦初先発という大舞台で、堂々たる甲子園デビューを果たしたことになります。
この試合は敦賀気比にとって9年ぶりのセンバツ初戦突破でもあり、五十子選手の投球はチームの勝利に大きく貢献しました。
その後の2回戦・健大高崎戦にも出場。2025年センバツでは投手としてだけでなく打者としても出場し、2試合で打率.250、4打数1安打、1打点を記録しています。
右肘の故障から復帰した2025年
順調に見えた一方で、五十子選手には大きな試練もありました。
2024年11月の明治神宮大会で登板した際に右肘を痛め、疲労骨折が判明。投球再開は2025年2月まで待つことになりました。
それでも冬場には投球以外のトレーニングに取り組み、下半身を強化。
そしてセンバツで復帰すると、いきなり7回無失点、9奪三振という結果を残しました。
この経験は、五十子選手の高校野球人生を語るうえで重要な転機と言えるでしょう。
2026年は投手から外野手へ
2026年、高校3年生となった五十子選手には大きな変化がありました。
選手名鑑上の主なポジションが投手から外野手へ変わったのです。
一球速報.comでは2026年の五十子選手を「外野手・右投右打」として掲載。2026年春の北信越大会では「5番・右翼」で出場し、4打数1安打を記録しています。
さらに夏の福井大会でも敦賀気比の6番・右翼手としてスタメン出場。
つまり、かつて甲子園のマウンドで注目された右腕は、最終学年で野手としてチームを支える存在へと進化していたことになります。
2026年夏の福井大会で見せた存在感
2026年夏、敦賀気比は福井大会を勝ち上がり、決勝では福井工大福井を4-1で破って2年連続13回目の夏の甲子園出場を決めました。
五十子選手は大会でも外野手として起用され、6番・右翼を務めています。
準決勝の敦賀戦では、1回に犠牲フライで打点を記録。
さらに同大会では投手としても登板しており、外野を守るだけの選手ではなく、必要に応じてマウンドにも上がれる存在であることが分かります。
こうした「投手経験を持つ外野手」という特徴は、五十子選手を追ううえで見逃せないポイントです。
2026年夏の甲子園で再び注目
2026年8月15日時点で、敦賀気比は夏の甲子園を戦っています。
この日の3回戦では智弁和歌山との対戦が予定されており、高校野球ドットコムでも両校のスターティングメンバーが報じられています。
ここで注目したいのが、五十子選手が2025年とは異なる立場で甲子園に戻ってきたことです。
2025年は「右腕・五十子」としてマウンドが注目されました。
一方、2026年は「右翼手・五十子」として打線に入り、必要に応じて投手としても登板する可能性を持つ選手です。
高校野球の3年間で、役割を変えながら再び甲子園に戻ってきた――。これこそが、五十子李壱選手の大きな魅力と言えるでしょう。
五十子李壱の甲子園成績
現時点で確認できる甲子園での公式記録は、2025年センバツの2試合です。
2025年センバツ
1回戦・滋賀短大付戦
- 先発
- 7回無失点
- 3安打
- 9奪三振
- 敦賀気比15-0滋賀短大付
2回戦・健大高崎戦
- 途中出場
- 打者として出場
2025年センバツ全体では、打者として2試合、4打数1安打、1打点。投手としては5試合に登板し、20回、防御率2.25、16奪三振という記録が残っています。
五十子李壱の今後に注目したい理由
五十子選手の最大の特徴は、単純な「投手」「野手」というカテゴリーだけでは説明しにくいところにあります。
1年時にはリリーフとして頭角を現し、2年時には甲子園で先発。
そして3年時には外野手としてスタメンに名を連ねながら、投手としても登板しています。
また、2025年には右肘の故障を乗り越えて甲子園で好投した経験もあります。
2026年の一球速報.comでは、登録上は外野手となっていますが、投手としての過去の実績も残されています。
そのため、今後の進路を考える際にも「投手なのか野手なのか」という一点だけではなく、どのポジションで野球を続けていくのかが注目される選手です。