日本共産党の参議院議員として活動する大門実紀史(だいもん・みきし)氏。
経済や金融、中小企業政策などを中心に国会で質問を続けてきた政治家で、近年は個人情報保護やAI、経済安全保障など幅広いテーマを取り上げています。
今回は、大門実紀史氏のプロフィールや経歴、これまでの活動、2026年の国会での注目発言などを整理して紹介します。
大門実紀史のプロフィール

- 名前: 大門実紀史(だいもん みきし)
- 生年月日: 1956年1月10日
- 年齢: 70歳(2026年8月現在)
- 出身地: 京都市北区紫野
- 所属: 日本共産党
- 職業: 参議院議員
- 選挙区: 比例代表
- 当選回数: 5回
- 主な活動分野: 経済、金融、中小企業政策など
参議院の公式プロフィールによると、大門氏は1956年に京都市で生まれ、京都市立日吉ケ丘高校を卒業。その後、神戸大学を中退しています。
国会議員になる以前には、東京土建本部書記長、全建総連中央執行委員、建設首都圏共闘会議議長などを歴任しました。
大門実紀史の経歴|参議院議員になるまで
大門氏は1998年の参議院選挙に立候補しましたが、当時は当選に届かず次点となりました。
その後、2001年1月に繰り上げ当選し、参議院議員としての活動をスタート。
2004年、2010年、2016年の参院選でも当選を重ね、長く国会議員として活動してきました。
2022年の参院選では次点となりましたが、2024年10月、田村智子氏の衆議院議員への転出に伴って繰り上げ当選となり、再び参議院議員となっています。
2026年現在は、参議院の内閣委員会、予算委員会、デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会などに所属しています。
また、日本共産党では党中央委員会政策委員会副委員長、党中央委員を務めています。
大門実紀史が注目される理由は?
大門氏が長年取り組んできたテーマの一つが、経済・金融・中小企業政策です。
参議院のプロフィールでも、主な活動分野として経済問題、金融問題、中小企業問題が挙げられています。
これまでに『属国ニッポン経済版』『新自由主義の犯罪』『カジノミクス』『やさしく強い経済学』などの著書も発表しています。
国会質問では、政府の経済政策や企業への支援策などについて、具体的な制度や数字を取り上げながら政府側に説明を求める場面が見られます。
2026年は「個人情報」と「AI」をめぐる発言が話題に
2026年に入ってからは、経済政策だけでなく、個人情報保護やAIをめぐる問題にも積極的に取り組んでいます。
5月には参院内閣委員会で「国家情報会議」設置法案について質問。
大門氏は、各省庁が保有する個人情報について、本人の同意がない状態で国家情報会議・局に提供される可能性があるとして、政府側の認識を追及しました。
その後の反対討論でも、個人情報やプライバシーを守るための民主的な規制が必要だとの立場を示しています。
経済安全保障についても政府を追及
6月には、経済安全保障推進法の改定案をめぐって参院内閣委員会で討論を行いました。
大門氏は、日本が米国の対中国政策に追随するのではなく、より自主的な国際経済協力を進めるべきだという考えを示しています。
また、企業や研究機関を経済安全保障政策に動員することについても批判的な立場を示しました。
AI・個人情報保護法をめぐって反対討論
2026年7月には、個人情報保護法等改定案についても反対討論を行っています。
大門氏は、AI開発や統計作成などを目的として、本人の同意なしに要配慮個人情報を第三者へ提供できる仕組みについて問題を指摘。
特にAIによるプロファイリングが差別につながる可能性などを挙げ、個人情報保護の観点から法案を批判しました。
なお、この内容は大門氏および日本共産党側の主張に基づくものであり、法案をめぐっては各党で賛否が分かれています。
2026年は国旗損壊処罰法案なども追及
7月には、参院内閣委員会で国旗損壊処罰法案について反対討論を行いました。
大門氏は、国旗に対する個人の感情を刑罰によって保護することについて、内心の自由や表現の自由との関係から問題があるとの考えを示しています。
また、処罰対象の範囲や犯罪成立の要件についても批判しました。
このように2026年の大門氏は、経済政策だけでなく、個人情報、AI、経済安全保障、表現の自由など、社会制度に関わる幅広いテーマを国会で取り上げています。
大門実紀史の現在の活動まとめ
大門実紀史氏は、長年にわたって経済・金融・中小企業問題を中心に活動してきた日本共産党の参議院議員です。
2024年の繰り上げ当選によって参議院議員に復帰した後も、国会で政府提出法案について積極的に質問や討論を行っています。
2026年は特に、個人情報保護、AI、経済安全保障、国家情報会議、表現の自由などが主要な論点となっています。
今後も経済政策をはじめ、政府が進める制度や法案についてどのような国会質問を行うのか注目されそうです。
まとめ
大門実紀史氏は、1998年の参院選への立候補を経て2001年に繰り上げ当選し、その後も複数回の当選を重ねてきた政治家です。
特に経済・金融・中小企業政策を得意分野としてきましたが、現在はAIや個人情報、経済安全保障などにも活動領域を広げています。
2026年も参議院でさまざまな法案について政府を追及しており、今後の国会活動にも注目が集まりそうです。
※本記事は2026年8月7日時点で確認できる参議院公式情報および日本共産党公式発表などをもとに作成しています。政治的な主張については、各人物・政党の見解として紹介しています。