2026年5月15日、衝撃の発表が届きました。
東京・お台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」が、2026年8月末をもって展示を終了することが公式に発表されたのです。
約9年間にわたって東京のランドマークとして君臨し、国内外のファンを魅了してきた巨像がついに幕を下ろします。
では、撤去された後、立像たちはどこへ向かうのでしょうか?過去の事例を紐解きながら、その行方に迫ります。
クリックできる目次
お台場ユニコーンガンダム、8月末で展示終了へ【速報】
『ガンダムカンファレンス SPRING 2026』にて正式発表された今回のニュース。
「実物大ユニコーンガンダム立像」は2017年9月24日の一般公開以来、8年11カ月にわたってお台場・ダイバーシティ東京プラザのシンボルであり続けました。

実物大ユニコーンガンダム立像 基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 全高 | 19.7メートル(初代ガンダム立像18mを超える) |
| 総重量 | 約49トン |
| 発光部分 | 50箇所以上 |
| 特徴 | ユニコーンモード⇔デストロイモードへの変形演出が可能 |
| 展示開始 | 2017年9月24日 |
| 展示終了 | 2026年8月末(予定) |
| 設置場所 | ダイバーシティ東京プラザ2階フェスティバル広場(東京都江東区) |
フィナーレに向けては、新たなデカール装飾を施した特別仕様での展示が予定されており、さまざまなイベントも計画されているとのことです。
詳細は公式サイトで順次公開される見通しとなっています。ガンダムファンにとって、この夏が「最後の見納め」となります。
【重要】撤去後の移設先や再利用については、現時点(2026年5月)で公式からの発表はありません。しかし過去の事例が「ヒント」を与えてくれています。
歴代ガンダム立像の「その後」を追う──過去の事例から読み解く
実物大ガンダム立像は今回が初めてではありません。これまで複数の立像が設置・撤去されてきた歴史があります。
それぞれがどのような末路を辿ったのかを振り返ることで、ユニコーンガンダムの行方を予測することができます。
初代RX-78-2 ガンダム(お台場・東京)
2009年〜2017年。
9年に渡る展示後、ユニコーンガンダムに「バトンタッチ」する形で役割を終えた。
・展示終了→ 後継立像に交代
動く実物大ガンダム(横浜・山下埠頭)
2020年12月〜2024年3月。
18mの"動くガンダム"として130万人超が来場。
2024年3月31日に営業終了。
・展示終了→ 大阪万博へ装甲を再利用!
νガンダム立像(福岡・ららぽーと)
全高約24.8メートル。
現在も稼働中(展示中)。
福岡の新たなランドマークとして人気を集めている。
ユニコーンガンダム立像
(お台場・東京)
2017年9月〜2026年8月末。
全高19.7m、総重量49トン。
8年11カ月の展示に幕。
→ 行方は現在調査中
横浜「動くガンダム」の奇跡の再利用──装甲が万博へ
最も注目すべき先例が「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」です。
2024年3月末に展示を終了した横浜の動く実物大ガンダムは、解体・撤去後、その装甲部材のほぼ全てが2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のバンダイナムコパビリオンで再利用されました。
大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」での再利用
横浜の動くガンダムの装甲を活用し、「RX-78F00/E ガンダム」として新たな姿に生まれ変わりました。高さは約17mで、片膝を立てて腕を大きく上げる、これまでにないポーズを披露。宇宙・未来に向けて手を差し伸べるイメージとして関西エリアに初登場しました。
この事例は「撤去=廃棄」ではなく「資材の再活用・リボーン」というガンダムプロジェクトの姿勢を明確に示したものです。
環境への配慮と、ファンへの継続したファンサービスの両立という観点から、今後も同様の手法が取られる可能性が高いといえるでしょう。
ユニコーンガンダムの行方、考えられる3つのシナリオ
公式発表がない現時点では、過去の事例と2029年に控えるガンダム50周年プロジェクトを軸に、次の3つのシナリオが有力視されています。
シナリオ① 新立像への「バトンタッチ」
初代ガンダム立像の終了後、即座にユニコーンガンダムが後継として設置された前例があります。
2029年のガンダム50周年にかけて、ダイバーシティ東京プラザまたは周辺エリアに次世代の立像が設置される可能性は十分に考えられます。
現在、福岡・ららぽーとに設置されているνガンダム立像(全高約24.8m)がその規模のベンチマークとなるかもしれません。
シナリオ② 資材・装甲の国内外プロジェクトへの再利用
横浜の動くガンダムが万博で「リボーン」したように、ユニコーンガンダムの装甲や部材が別プロジェクトで再活用される可能性があります。
2029年のガンダム50周年に向けた大型イベントや展示、あるいは国内外の新たな設置先が候補として浮上するでしょう。
海外では上海に実物大フリーダムガンダムが存在するなど、グローバルな展開も視野に入ります。
シナリオ③ 完全解体・廃棄
最も悲しいシナリオですが、可能性としてゼロではありません。
総重量49トン、全高19.7mという巨大構造物の維持・移送コストは膨大であり、経済的な観点から解体処分が選ばれるケースもあり得ます。
ただし、横浜の前例を見る限り、バンダイナムコグループが安易に「廃棄」を選ぶとは考えにくいところです。
最有力シナリオは「50周年に向けた新プロジェクトへの移行」
バンダイナムコグループは2029年のガンダム50周年に向けて大型プロジェクトを準備中であることを示唆しています。ユニコーンガンダムの撤去はその「布石」である可能性が高く、新たな立像や展示プロジェクトへのバトンタッチが期待されます。
現在稼働中の実物大ガンダム立像まとめ
ユニコーンガンダムが展示を終了する2026年8月以降、国内で稼働を続ける主な立像は以下のとおりです。
| 立像名 | 場所 | 高さ | 状況 |
|---|---|---|---|
| νガンダム立像(RX-93ff) | 福岡市・ららぽーと福岡 | 約24.8m | 稼働中 |
| 実物大ガンダム像(万博) | 大阪・関西万博会場 | 約17m | 万博期間中展示 |
| ユニコーンガンダム立像 | 東京・お台場 | 19.7m | 2026年8月末終了予定 |
ガンダムファンへ──残り3カ月、今すぐ会いに行け
2026年8月末まで、残すところ約3カ月。
約9年間、お台場で私たちを見守り続けたユニコーンガンダムとの別れの時が近づいています。
30分ごとの変形ショー、Wall-G連動のプロジェクションマッピング──これらの演出を見られる機会は残り少なくなっています。
フィナーレに向けた特別仕様のデカール装飾やイベントも予定されているため、公式サイト(unicorn-gundam-statue.jp)での最新情報チェックをお忘れなく。
「まだだ、まだ終わらんよ」と言いたいところですが、この夏は間違いなく「見納め」になります。
・2017年9月
ユニコーンガンダム立像、お台場で一般公開スタート
・2026年5月15日
ガンダムカンファレンス SPRING 2026にて展示終了を正式発表
・2026年夏(予定)
フィナーレ特別装飾&イベント実施(詳細は公式サイトで順次公開)
・2026年8月末
展示終了。8年11カ月の歴史に幕
・2029年(期待)
ガンダムシリーズ50周年。次世代プロジェクトへの布石か?
まとめ
実物大ガンダム立像の「撤去後」は、必ずしも「終わり」ではありません。
横浜の動くガンダムが大阪万博で新たな命を得たように、ユニコーンガンダムもまた、2029年のガンダム50周年に向けた何らかの形で「リボーン」する可能性が高いといえます。
公式発表を待ちながら、まずはこの夏、お台場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
白く輝くユニコーンが、夜空を背景に変形する姿をその目に焼き付けておくことが、今できる最善の「ガンダム愛」の示し方かもしれません。