2026年3月、競馬界にとって歴史的な人事が発表されました。
公益社団法人日本中央競馬会(JRA)は、越穂波(こし・ほなみ)氏を理事に任命。
これにより、JRA史上初の女性理事が誕生しました。
長年にわたり組織を支えてきた内部昇進人事であり、競馬界のガバナンスやダイバーシティ推進の観点からも大きな注目を集めています。
本記事では、越穂波氏の経歴や人物像、今回の人事の意味を整理します。
越穂波のプロフィール
人物名: 越 穂波(こし ほなみ)
年齢: 59歳(2026年時点)
出身地: 東京都(生まれ)、千葉県で育つ(※インタビューより)
職業/肩書: 公益社団法人日本中央競馬会(JRA)理事
所属: 日本中央競馬会(JRA)
代表的立場: JRAで初の女性理事(2026年3月1日付)
JRA一筋のキャリア──1990年入会から理事就任まで
越穂波氏は1990年にJRAへ入会。以降、30年以上にわたり組織運営の中枢を担ってきました。
広報部報道室長、人事部長などを歴任し、広報・総務・人事といった管理部門で豊富な経験を積んできた実務型の幹部です。
現場と本部双方の業務を理解するバランス感覚が評価され、
2026年3月1日付で理事に就任。担当は人事部門とされています。
外部からの登用ではなく、内部育成による女性初の理事誕生という点も象徴的です。
初の女性理事誕生が持つ意味
JRAは中央競馬を統括する国内最大の競馬統括団体であり、長らく男性中心の組織構造が続いてきました。
その中での女性理事誕生は、組織の多様性推進という面でも画期的な出来事です。
近年、スポーツ界全体でガバナンス改革やダイバーシティ推進が進む中、JRAもその流れを踏まえた組織改革を進めています。
越氏の理事就任は、単なる人事異動にとどまらず、組織文化の転換を象徴する出来事といえるでしょう。
人物像とこれまでの歩み
東京都生まれ、千葉県で育った越氏は、大学時代に競馬への関心を深め、JRAへの入会を志望したとされています。
広報部門ではメディア対応や情報発信の最前線に立ち、人事部門では組織改革や職員育成に携わるなど、対外的視点と内部統治の両方を経験。堅実かつ実務重視の姿勢が特徴とされます。
長年の現場経験に裏打ちされた判断力は、理事という立場でも大きな強みとなるでしょう。
今後の注目ポイント
2026年以降、JRAはデジタル化推進、ファン層拡大、職員の働き方改革など、さまざまな課題に直面しています。
人事担当理事として、越氏がどのような組織改革を打ち出すのかが注目されます。
また、女性幹部の増加が今後どのように広がるのかという点も、競馬界全体に影響を与えるテーマです。