長年にわたり舞台・ドラマ・映画で活躍してきた女優の久松夕子さんが、2026年2月11日に92歳で逝去されました。
劇団を拠点に確かな演技力を培い、テレビドラマや大河作品でも存在感を発揮。多くの視聴者の記憶に残る名脇役として、日本の演劇・映像界を支えてきました。
本記事では、久松夕子さんのプロフィールや経歴、代表作、そして人物像を振り返ります。
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久松夕子さんのプロフィール

久松夕子(ひさまつ ゆうこ)さんは、東京都出身の女優・声優です。
1968年に劇団青年座へ入団し、2020年まで在籍。50年以上にわたり舞台を中心に活動しました。
テレビドラマや映画、CM、さらにはアニメ作品の声優まで幅広く活躍。
堅実で温かみのある演技が高く評価されてきました。
劇団青年座で築いた舞台人生
久松さんの俳優人生の核となったのが、劇団青年座での活動です。
1968年の入団以来、多数の舞台に出演し、円熟味ある演技で観客を魅了しました。
派手さよりも実直さ。
物語を支える存在として、共演者や演出家からも信頼の厚い女優だったといわれています。
舞台で培われた確かな表現力は、後のテレビ・映画出演にも大きく生かされました。
大河ドラマから国民的ドラマまで――映像作品での活躍
テレビドラマでも数多くの作品に出演しました。
特に印象深いのは、NHK大河ドラマ
・八重の桜
・武蔵 MUSASHI
などへの出演です。歴史作品の中で、重厚な演技を見せました。
また、TBS系ドラマ「ありがとう」シリーズや、「渡る世間は鬼ばかり」など、長寿ドラマにも登場。
家庭ドラマの中で母親役や年長者役を演じ、多くの視聴者に親しまれました。
映画やCM出演歴もあり、その活動の幅広さがうかがえます。
声優としての一面
久松さんは声優としても活動しており、アニメ作品などにも出演。
舞台で磨かれた発声と表現力を生かし、映像とはまた異なる形で作品に貢献していました。
表に出過ぎることはなくとも、作品世界を豊かにする存在として評価されてきました。
晩年と訃報
2026年2月11日午後5時半、久松夕子さんは92歳で逝去されました。
通夜・告別式は神奈川県川崎市内で執り行われています。
半世紀以上にわたり第一線で活躍し続けたその歩みは、日本の舞台・映像史の一端を確かに支えてきたものといえるでしょう。
まとめ|名脇役として日本の演劇界を支えた存在
久松夕子さんは、主役として前面に立つタイプではありませんでした。
しかし、物語に深みと説得力を与える名脇役として、多くの作品に欠かせない存在でした。
劇団で培った確かな演技力。
大河ドラマや国民的ドラマでの安定感。
そして声優としての活動。
その功績は、これからも作品の中で語り継がれていくことでしょう。
謹んでご冥福をお祈りいたします。