NHK紅白歌合戦における歴代の大トリを務めたアーティストのランキングは、調査方法や集計基準によって異なります。
ウェブアンケートで集計された「紅白歌合戦好きな歴代『トリ』アーティストランキング」と、実際の出場回数を基にしたランキングを紹介します。
好きな歴代「トリ」アーティストランキング
ウェブアンケートで11,523名に調査した「紅白歌合戦好きな歴代『トリ』アーティストランキング」では、大トリを含むアーティストが以下の順位となっています(2022年10月22日調査)。
・1位:安室奈美恵(1,074票) 1997年に初の紅組トリを務め、14年ぶりに紅白に出場したことでも話題になりました。
・2位:SMAP(829票) 2003年には演歌歌手が多い中でポップスグループとして初めて大トリを務め、その年のヒット曲「世界に一つだけの花」を歌唱しました。合計6回の大トリを務めています。
・3位:嵐(782票) 2020年末に活動休止するまでに、トリを4回、そのうち大トリを3回務めています。平成最後と令和最初の大トリをそれぞれ務めたことも印象深いとされています。
・4位:MISIA(739票) 2021年には大トリを務め、2年連続での大役となりました。藤井風とのコラボレーションも話題を呼びました。
・5位:北島三郎(714票) 50回の出場経験を持ち、トリを13回、大トリを11回務めた演歌界のレジェンドです。
2013年には50回目の出場で「まつり」を歌い、華々しく卒業しました。
その他のランキング入りアーティストは以下の通りです。
・6位:DREAMS COME TRUE(640票)
・7位:福山雅治(603票)
・8位:いきものがかり(590票)
・9位:石川さゆり(588票)
・10位:高橋真梨子(578票)
紅白歌合戦トリ回数ランキング(総合)
大トリを務めた回数が多いアーティストは以下の通りです。
・13回:北島三郎、五木ひろし、美空ひばり
・北島三郎は2013年、五木ひろしは2007年、美空ひばりは1972年が最後のトリ出場です。
・9回:森進一、石川さゆり
森進一は1990年、石川さゆりは2018年が最後のトリ出場です。
・7回:和田アキ子
和田アキ子は2008年が最後のトリ出場です。
・6回:都はるみ
都はるみは1994年が最後のトリ出場です.
・5回:SMAP、三波春夫、島倉千代子、福山雅治
福山雅治は2024年の紅白歌合戦で白組トリを務める予定です。
・4回:MISIA、三橋美智也、嵐、渡辺はま子、藤山一郎
MISIAは2024年の紅白歌合戦で紅組トリを務める予定で、7年連続の紅組トリとなります。
紅白歌合戦、近年の大トリ
近年の紅白歌合戦では、以下のアーティストが大トリを務めています。
・2023年(第74回):MISIA
・2022年(第73回):福山雅治
・2021年(第72回):MISIA
・2020年(第71回):MISIA
・2019年(第70回):嵐
・2018年(第69回):嵐
・2017年(第68回):ゆず
・2016年(第67回):嵐
なお、2025年の第76回紅白歌合戦では、Mrs. GREEN APPLEが初の大トリを務める予定です。
バンドが大トリを務めるのは紅白歌合戦史上初めてのことです。