2024年6月10日のニュースで
栃木県鹿沼市長選において自民系陣営が作成した
政策ビラが「スラムダンク」のポスターに似すぎて
著作権に引っかかるのではないかと話題です。
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【画像比較】スラムダンクと政策ビラ!映画と酷似
スラムダンクのポスターと鹿沼市長選の政策ビラの比較です。
本家のポスターを見つけた。
— ぷぅた🐈⬛ (@kjyou_Amane) June 10, 2024
こ…れ…は…(゚A゚;)ゴクリ
政策ビラ、アニメ映画と特徴酷似 鹿沼市長選の自民系陣営 | 2024/6/10 - 共同通信 https://t.co/hEzSzeTK2M pic.twitter.com/9vJ21vadJP
このようにスラムダンクのキャラクターが政治家に変わり
ポーズは全く一緒ですね。
候補陣営の若いスタッフが参考にしたポスターとは
鹿沼市長選の政策ビラを作成した自民系陣営の若いスタッフは
「他県の商店街が同様のポスターを使用している」のを参考に
作成したようです。
これです。
【平均年齢64.4歳】商店街のおじさんたちのポスターがなぜかスラムダンク風→「あまりにも良すぎる」「最高の商店街」と話題にhttps://t.co/EjBazphSqU
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) December 14, 2023
気仙沼条南商店街の遊び心あふれるポスターが人気。毎年さまざまなパロディポスターを制作しています pic.twitter.com/aNJUfRKKoC
スラムダンクを使用した政策ビラは著作権に触れるのか?
この政策ビラはパロディーとして捉えられているのですが
パクリとは言えないことはないとはいえ、そもそも
著作権法に抵触する可能性とはどういうことなのか?
この政策ビラの問題点
スラムダンクのポスターを使用したパロディーで
商店街のは良くて
なぜ政治家が使用するをアウトなのか?
著作権法に抵触する可能性のポイントはこれです。
・商店街を盛り上げたいと一生懸命に頑張っているような人たちがスラムダンクのパロディポスターを作成すれば、【頑張る姿】がリンクして見る人にも不快感を与えることもないだろう。
・政治活動に著作物を利用されるということは、著作者がその政治活動を応援しているかのようなイメージを公衆に与えてしまい、それが著作者の意に反するものであった場合に人格権侵害の問題が生じ得るからです。音楽の場合ですが、一般的利用であればJASRACに所定の使用料を払えば権利はクリアーできるところ、選挙活動で利用する場合には、それに加えて著作者本人の同意が必要なルールになっています。