体操競技の杉原愛子選手が、再び大きな注目を集めています。
2016年リオデジャネイロ五輪、2021年東京五輪に出場した杉原選手は、2022年に競技の第一線から退く意向を表明しました。
ところが、2023年に競技へ復帰。
その後、2025年のNHK杯で10年ぶりとなる優勝を果たすと、同年の世界選手権では女子ゆかで金メダル、平均台で銅メダルを獲得しました。
そして2026年9月22日、愛知・名古屋アジア大会の女子個人総合で、日本勢としてこの種目初となる金メダルを獲得。
一度は第一線を退いた選手が、再び世界の舞台で結果を残し続けていることから、「杉原愛子の現在」に関心が集まっています。
この記事では、杉原愛子選手のプロフィールから経歴、引退と復帰、世界選手権での快挙、そして2026年現在の活動までを整理します。
杉原愛子のプロフィール

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 杉原愛子(すぎはら・あいこ) |
| 生年月日 | 1999年9月19日 |
| 年齢 | 27歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 大阪府 |
| 競技 | 体操競技 |
| 所属 | Aloeve Lab/株式会社TRyAS |
| 主な五輪出場 | リオデジャネイロ2016、東京2020 |
| 得意種目 | ゆか、平均台 |
JOCによると、杉原選手は1999年9月19日生まれで、武庫川女子大学を最終学歴とし、現在はAloeve Lab/株式会社TRyASに所属しています。
過去のテレビ朝日の選手プロフィールでは、4歳から体操を始めたことや、得意種目として「ゆか、平均台」が紹介されています。
杉原愛子はいつから体操を始めた?
杉原選手は4歳から体操を始めています。
その後、若くして国内トップレベルへ成長し、2015年にはNHK杯で優勝。
同年のアジア選手権でも個人総合優勝を果たすなど、早い段階から日本を代表する選手として存在感を示しました。
2016年にはリオデジャネイロ五輪に出場。
当時16歳だった杉原選手は女子団体で4位となり、日本の体操界を代表する若手選手として注目されました。
リオ五輪、東京五輪に2大会連続出場
杉原愛子選手の大きな特徴の一つが、オリンピックに2大会連続で出場していることです。
2016年リオデジャネイロ五輪
女子団体で4位。
2021年東京五輪
女子団体で5位。
JOCの公式記録でも、杉原選手はリオデジャネイロ2016と東京2020の2大会に出場したことが確認できます。
東京五輪後も競技を続けていましたが、2022年に大きな転機を迎えます。
2022年に第一線から退くことを発表
2022年6月、杉原選手は全日本種目別選手権を最後に競技の第一線から退く意向を表明しました。
当時、杉原選手は22歳。
リオ、東京と2度の五輪を経験した選手が、第一線から離れるというニュースは大きな話題になりました。
JOCによると、杉原選手は競技を退く際、体操の魅力や楽しさを伝えていきたいという趣旨のコメントを発表しています。
しかし、ここで競技人生が終わったわけではありませんでした。
2023年にまさかの競技復帰
杉原選手は2023年に競技へ復帰。
そして復帰後、いきなり結果を残します。
同年の全日本体操種目別選手権で、女子ゆかの優勝を達成しました。
一度競技の第一線から離れた後に、再び国内トップレベルまで戻ってきたことは、杉原選手の現在を語るうえで重要なポイントです。
2025年は「10年ぶりのNHK杯優勝」
復帰後の杉原選手がさらに大きく飛躍したのが2025年です。
2025年5月のNHK杯で、10年ぶり2度目となる優勝。
さらに世界選手権代表に選ばれ、6年ぶりとなる世界選手権の舞台へ戻りました。
「一度引退した選手が再び日本一になる」というだけでも大きなニュースですが、杉原選手の快進撃はここで終わりませんでした。
世界選手権でゆか金メダル!
2025年10月、ジャカルタで開催された世界選手権。
杉原愛子選手は女子ゆかで13.833点を記録し、金メダルを獲得しました。
さらに平均台でも銅メダルを獲得し、同じ大会で2種目の表彰台に上がっています。
女子ゆかでの世界選手権金メダルは、日本勢では2021年の村上茉愛選手に続いて2人目でした。
つまり杉原選手は、
引退を決意
↓
競技復帰
↓
NHK杯優勝
↓
世界選手権代表
↓
世界選手権ゆか金メダル
という大きな復活劇を実現したことになります。
2026年現在も現役!アジア大会で日本勢初の金メダル
そして2026年も杉原選手は競技を続けています。
2026年9月、愛知・名古屋アジア大会の日本代表に選出。
JOCは9月14日、女子個人総合で杉原選手らを起用する方針を報じています。
そして9月22日、女子個人総合で杉原選手が優勝。
JOCは、体操女子個人総合で杉原選手が日本勢としてこの種目初となる金メダルを獲得したと報じています。
27歳となった杉原選手が、再び国際大会の頂点に立ったことになります。
杉原愛子が注目される理由
杉原選手のキャリアを振り返ると、単純に「若い頃から活躍している体操選手」というだけではありません。
大きな特徴は、競技人生に一度区切りをつけた後、再びトップレベルへ戻ったことです。
しかも復帰後は、全日本種目別選手権、NHK杯、世界選手権、そしてアジア大会と、国内外の大会で結果を残しています。
2025年の世界選手権では「復帰した選手」という段階から、世界チャンピオンへと到達。
2026年にはアジア大会の女子個人総合でも金メダルを獲得しました。
そのため現在の杉原選手は、過去の実績だけで注目されている選手ではなく、現在進行形で競技実績を積み上げている選手といえるでしょう。
競技だけでなく体操の普及にも取り組む
杉原選手は競技以外の活動にも取り組んでいます。
現在の所属は株式会社TRyASで、本人の公式サイトでも競技活動やコミュニティに関する情報が発信されています。
また、TBSのアジア大会特集では、杉原選手が競技だけでなく体操の普及活動にも力を入れていることが紹介されています。
2025年12月には、JOCのイベントにも参加。
世界選手権で金メダルを獲得した同年を振り返り、体操を続ける中で「一番体操が楽しい」と感じられたという趣旨のコメントも紹介されています。
杉原愛子の現在まとめ
杉原愛子選手は、1999年9月19日生まれの体操競技選手です。
2016年のリオ五輪、2021年の東京五輪に2大会連続で出場。
2022年には第一線から退く意向を表明しましたが、2023年に競技復帰しました。
その後、
- 2023年:全日本種目別選手権・ゆか優勝
- 2025年:NHK杯優勝
- 2025年:世界選手権・ゆか金メダル
- 2025年:世界選手権・平均台銅メダル
- 2026年:愛知・名古屋アジア大会女子個人総合金メダル
という実績を重ねています。
一度は第一線から離れたものの、競技復帰を経て世界選手権の金メダル、さらにアジア大会の個人総合金メダルまで獲得した杉原愛子選手。
今後も競技活動だけでなく、体操の普及や自身の経験を生かした活動にも注目が集まりそうです。
※本記事の情報は2026年9月24日時点で確認できる公式情報・報道をもとに整理しています。今後の大会結果や所属などは変更される可能性があります。