日本各地の海で、海の生き物たちの繊細な瞬間を切り取る水中写真家、阿部秀樹(あべ ひでき)さん。
単なる“美写真”ではなく、海の生態や環境への理解を深める作品で、写真愛好家だけでなく自然好きの間でも高い注目を集めています。
この記事では、阿部さんの活動の魅力をたっぷり紹介します。
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阿部秀樹の プロフィール:海とともに生きる写真家

1957年、神奈川県藤沢市で生まれた阿部秀樹さんは、
幼い頃から海のそばで過ごし、
22歳でスクーバダイビングを開始。
その後、水中写真コンテストでの入賞をきっかけに、
水中撮影の世界へと進んでいきます。
現在は静岡県伊豆の国市を拠点に、
国内の海の多様性を追求しながら撮影活動を続けています。
伊豆半島〜小笠原〜紀伊半島〜沖縄など、日本列島の北から南まで、多様な海の環境を舞台に生態撮影を行い、研究者や自然番組の制作スタッフからも信頼を得る存在です。
📸 阿部秀樹の写真スタイルとこだわり
阿部さんの写真の魅力は、ただ「美しい瞬間」を撮るだけでなく、海の生態を克明に伝える視点にあります。
特に光の使い方や構図へのこだわりは写真家としての技術の高さを証明しており、微細な浮遊系生物の撮影まで妥協しない姿勢が多くのファンを惹きつけています。
彼は海中でたとえ“塵”のようなものが映ってしまっても、それを現像で消すのではなく、いかに美しく撮るかを現場で考えることを大切にしています。
これは、単なる風景写真とは違う、「生きものの生態を見せる写真」という阿部さんならではの哲学です。
🏆 国内外の評価と写真展・審査員活動
阿部さんは写真展への出展やフォトコンテストの審査員としての活動でも注目されています。
2021年には、『海から見たニッポン』という企画写真展に参加し、黒潮や親潮といった海流とそこに育まれる生命の姿を紹介しました。
また、第2回「日本水中フォトコンテスト」では審査員として参加し、日本を代表する水中写真家たちと共に受賞作品を選んでいます。
審査員としてのコメントでは、「写真が伝える“ニュアンス”を重視すること」が評価のポイントであると語っています。
近年はオンライン講座「フォトマーレ」でも講師として参加し、初心者〜上級者まで水中写真技術を学べる機会を提供しています。
📷 Instagram・SNSでも人気!身近な「伊豆の海」から世界へ
阿部さんの作品はSNSでも人気で、特に伊豆の大瀬崎や小笠原で撮影された水中風景は“海の色の美しさ”で視覚に訴えかける投稿として多くの反応を得ています。
- 幻想的な浮遊系生物の一瞬
- 黒潮の流れの中で泳ぐ魚の群れ
- 月明かりで照らされた幻想的な水中風景
など、SNSならではの“即シェアしたくなる作品”が人気です。
※作品引用は公式サイト・写真展等で公開されているものを参照しています。
📚 著書とメディア出演
阿部さんは多数の書籍や図鑑を手がけており、代表作として『魚たちの繁殖ウォッチング』『美しい海の浮遊生物図鑑』などが挙げられます。
また、NHK「ダーウィンが来た!」などの自然番組の制作にも関わり、水中撮影の指導や出演を行うなど、多方面で活躍しています。
🌊 阿部秀樹が伝える「海の魅力」と未来
阿部秀樹さんの写真は、単なる“キレイな海”を写すだけではありません。
水中生態系のつながりや、そこで生きる生き物たちの物語を視覚化することで、海というフィールドへの理解と関心を高める役割を果たしています。
📌 水中写真を始めたい人
📌 海の生きものに興味がある人
📌 日本の海の美を再発見したい人
──どんな人にも刺さる魅力が、阿部さんの作品にはあります。