廣瀬伸恵さんは、波乱万丈な人生を経て、現在は建設会社「大伸ワークサポート」の代表取締役として活躍する女性経営者です。
かつてはレディース暴走族の初代総長を務め、覚醒剤の売人として2度の服役を経験しましたが、獄中出産をきっかけに更生を決意。
現在は、刑務所出所者の雇用を積極的に行い、社会復帰を支援する活動を続けています。
本記事では、廣瀬さんのプロフィールや経歴、設立した会社の目的と業務内容について詳しくご紹介します。
廣瀬伸恵のプロフィールと経歴
・生年月日: 1978年(昭和53年)栃木県生まれ
・若年期の経歴:
中学2年生で家出し、18歳でレディース暴走族「魔罹啞(マリア)」を結成し初代総長に就任。
その後、覚醒剤の売人として活動し、2度の服役を経験しました。
・更生のきっかけ:
29歳での獄中出産を機に「まともになろう」と決意。
出所後は建設業界で働き始め、2010年に「大伸興業」を設立、2012年には「大伸ワークサポート」を創業しました。
・現在の活動:
刑務所出所者を積極的に雇用する協力雇用主として、これまで80人以上の出所者を受け入れ、社会復帰を支援しています。
大伸ワークサポートの設立目的
廣瀬さんが「大伸ワークサポート」を設立した背景には、犯罪歴を持つ人々が社会復帰する難しさを痛感した経験があります。
日本の再犯率が約5割と高い中、出所者が社会から拒絶されることで再び犯罪に手を染めるケースが後を絶ちません。
廣瀬さんは、そうした人々の「駆け込み寺」となることを目指し、会社を設立しました。
・理念:
「人は誰かの支えがあれば必ずやり直すことができる」という信念のもと、出所者が安心して働ける環境を提供すること。
・目標:
出所者の社会復帰を支援し、再犯を防止することで、社会全体の安全と調和に貢献すること。
大伸ワークサポートの業務内容
大伸ワークサポートは、栃木県栃木市を拠点に活動する建設会社で、以下の業務を行っています。
・主な事業内容:
・土木工事
・建造物の解体工事
・従業員構成:
約40名の社員のうち、7~8割が刑務所や少年院での服役経験者。元暴力団員や薬物依存者など、多様な背景を持つ人々が働いています。
・支援活動:
・出所者の雇用促進
・寮の提供や食事の準備など、生活面でのサポート
・出所者の面接や出迎えなど、社会復帰のための個別支援
廣瀬伸恵の信念と挑戦
廣瀬さんは、出所者を雇用する中で数々の困難に直面してきました。
社員の突然の逮捕やトラブル、暴力団からの嫌がらせなど、日常的に問題が発生する中でも、「決して見捨てない」という信念を貫いています。
課題:
・出所者の再犯リスク
・社会からの偏見や拒絶
成功例:
これまでに雇用した80人以上の出所者の中には、社会復帰を果たし、安定した生活を送る人もいます。
今後の展望
廣瀬さんは、出所者支援の枠を広げるため、さらなる事業展開を計画しています。
・新たな取り組み:
・女性出所者の雇用を目的としたビジネスホテルの開業
・障害者が働ける場の設立
廣瀬さんの活動は、単なるビジネスにとどまらず、社会問題の解決に向けた挑戦でもあります。
結び
廣瀬伸恵さんの人生は、困難を乗り越えた先にある希望と再生の物語です。
廣瀬伸恵さんが設立した「大伸ワークサポート」は、出所者の社会復帰を支援するだけでなく、偏見や差別を乗り越えるためのモデルケースとして注目されています。
今後も彼女の活動が、多くの人々に勇気と希望を与えることでしょう。