辻元清美氏に電話した自民党大物議員の警告:「高市ショック」の懸念
衆議院選挙の投開票日前夜、立憲民主党の辻元清美参議院議員が自身のX(旧ツイッター)を更新し、自民党の大物議員から電話があったことを明らかにしました。
この電話の内容が波紋を呼んでいます。
電話をしてきたとされる自民党議員は、高市早苗首相(自民党総裁)について、「ひとりで決めたがる。数を取らせたら、ますます調子にのって、自分の独断で何でも決めてもいいと思う危険性がある」と警告したとされています。
さらに、「このままいくと日本経済がトリプル安になって、『高市ショック』があるかもしれない」との懸念も伝えられたと辻元氏は投稿しています。
高市首相への内部からの「危機感」
辻元氏の投稿によれば、この自民党大物議員は、党内部でも高市首相に対する危機感が広がっていることを示唆したとされます。
この情報を受け、辻元氏は自身の覚悟を新たにし、「この選挙を、日本の歴史の分岐点にしてはいけない」と強調。
未来を担う若者たちに後悔させないためにも、民主主義と平和主義を守り、経済破綻を食い止め、国民の暮らしを守り抜く必要性を訴えました。
そして、「いま高市総理をとめられるのは『中道改革連合』です。力を貸してください」と支持を呼びかけました。
「ドタキャン」騒動と高市氏への批判
今回の電話の内容が公開される以前にも、辻元氏は高市首相に対する批判を展開していました。
2月4日には、高市首相がNHK「日曜討論」の出演を急遽キャンセルした件について、自身のXを更新。週刊文春電子版が報じた「ドタキャンが2日前から準備されていた」という疑惑を念頭に、高市氏に議論を呼びかけていました。
辻元氏は、関節リウマチによる体調不良という高市氏の釈明に理解を示しつつも、旧統一教会関連団体による政治資金パーティー券購入疑惑や、「外為特会ホクホク」発言について、国民への説明責任を果たすよう求めていました。
匿名性への疑問と波紋
しかし、この「自民党の大物議員」が誰であるかは明かされておらず、その匿名性に対しては様々な声が上がっています。
SNS上では、「名前が出せないならデマと思われても仕方ない」といった意見や、「メディアがよく使う手口だ」として情報の信憑性を疑問視する声も少なくありません。
公職選挙法の観点からも、匿名での発言内容の公開が問題視される可能性も指摘されています。
あるコメントでは、「出所を明かせない情報はデマと変わらない」と、証拠を示さずに情報を流布することへの不信感が示されています。
自民党内部に高市首相への警戒感が存在するというメッセージは、選挙戦の終盤において大きな影響を与える可能性がありましたが、情報源の匿名性から、その真偽を巡る議論が続いています。