【総長室突入】中核派系全学連は何を要求した?彼らの活動内容と思想とは?
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2022年12月2日に発生した「総長室突入」事件に関連して、

2025年2月8日に京都府警公安課は、京都大学の本部棟に

押し入ったとして、威力業務妨害の疑いで男女6人を逮捕しました。

「総長室突入」事件で中核派系全学連は何を訴えたのか?

また、彼らの活動内容と思想とはなんなのかを調べました。

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2022年12月2日、「総長室突入」で中核派系全学連は何を訴えましたか?

2022年12月2日に京都大学で行われた

「総長室突入」と称するイベントにおいて、

中核派系全学連は以下のような要求を掲げました。

主な要求内容

1・大学運営の透明性

大学の運営が一部の役員だけで決定されることに対する反対を表明し、

学生の意見が反映されるべきであると訴えました。

2・経済安全保障推進法への懸念

この法律が大学の運営や研究に与える影響についての懸念を示し、

軍事研究への関与を拒否する姿勢を強調しました。

3・学生の権利の保護

学生の権利を守るため、

以下の具体的な要求を掲げました

・保健診療所の廃止を撤回すること

・コロナ禍におけるサークル活動の規制を撤廃すること

・学祭への大学の介入をやめること

・立て看板規制を撤廃すること

・自治寮への介入をやめること

・学内への警察導入をやめること

・学生懲戒規程を撤廃し、過去の処分を撤回すること

・教職員の非正規職化や雇い止めをやめること

・学生活動を制限する授業改革(CAP制導入)をやめること。

このイベントは、約250人の学生が参加し、

拡声器を使って大学職員に対して威圧的な行動を取るなどして、

大学の業務を妨害したとして、後に逮捕者が出る事態となりました。

中核派系全学連は、これらの要求を通じて、

大学の運営に対する抗議活動を行い、

学生の権利を守るための闘争を続けています。

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中核派系全学連 の活動内容と思想とは?

中核派系全学連(全日本学生自治会総連合)は、

日本の新左翼運動の一環として、特に学生を中心に活動している政治団体です。

以下に、中核派系全学連の活動内容と思想について詳しく説明します。

中核派系全学連の活動内容

学生運動の推進

中核派系全学連は、大学内での自治会活動を通じて、

学生の権利や利益を守るための運動を展開しています。

特に、労働運動や大衆運動に積極的に関与し、学生の参加を促進しています。

デモや抗議活動

中核派系全学連は、反戦や反基地運動、労働者の権利擁護などを

テーマにしたデモや抗議活動を行っています。

近年では、SNSを活用した学習会や読書会を通じて、

若者の参加を促す「ソフト路線」にシフトしています。

組織の拡大

中核派は、特に大学での勧誘活動に力を入れており、

全学連を通じて新たな支持者を獲得するための活動を行っています。

これには、SNSや動画共有サイトを利用した広報活動も含まれます。

思想の普及

中核派系全学連は、革命的な思想を広めるための教育活動も行っており、

学生に対してその理念や歴史を学ぶ機会を提供しています。

中核派系全学連の思想

反帝国主義・反資本主義

中核派は、反帝国主義と反資本主義を基本的な思想として掲げています。

彼らは、資本主義体制の打破を目指し、労働者階級の解放を重視しています。

暴力革命の理論

中核派は、暴力革命を通じて社会変革を実現することを目指しており、

過去には実際に暴力的な手段を用いた闘争を行ってきました。

現在は、より平和的な手段を模索しつつも、

その根底には革命的な理念が存在しています。

階級闘争の強調

中核派は、階級闘争を重要視し、労働者や学生の団結を呼びかけています。

彼らは、社会の不平等を是正するために、

組織的な闘争が必要であると考えています。

中核派系全学連は、これらの活動と思想を通じて、

学生や若者の間での影響力を高め、社会変革を目指しています。

彼らの活動は、時に過激な手段を伴うこともありますが、

近年ではより多様なアプローチを模索していることが特徴です。

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「総長室突入」の中核派系全学連メンバーは誰?

「総長室突入」事件に関連して逮捕された中核派系全学連のメンバーの

具体的な名前は、現在のところ公にされていないようです。

ただし、逮捕された6人の中には、

23歳の男性が中核派系全学連の副委員長であることが確認されています。

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