卓球の丹羽孝希選手が、オンラインカジノ賭博の疑いで
書類送検されたというニュースが報じられています。
千葉県警は、丹羽選手が2023年の初夏に国内から
海外のオンラインカジノサイトに接続し、暗号資産を用いて賭けを行った疑いがあるとしています。
卓球の丹羽孝希選手がオンラインカジノ賭博の詳細
丹羽選手は、2021年東京五輪の卓球男子団体で
銅メダルを獲得した実績を持つ30歳の選手です。
彼は、任意の事情聴取において容疑を認め、
「違法と分からずやってしまい、反省している」とコメントしています。
書類送検は2025年1月20日付で行われ、起訴を求める厳重処分の意見が付けられています。
この事件は、警視庁がオンラインカジノの
決済代行業者を摘発したことをきっかけに、
全国の利用者が捜査される中で浮上しました。
丹羽選手は、2022年秋に国際大会から引退し、
現在は国内のTリーグで岡山リベッツに所属しています。
このような賭博問題は、スポーツ界において過去にも多くの事例があり、
選手たちのキャリアに深刻な影響を及ぼすことがあります。
オンラインカジノ賭博の場合の罰則
オンラインカジノに関連する賭博行為は、日本の法律において
厳しく禁止されています。
以下に、オンラインカジノ賭博に関する主な刑罰について説明します。
賭博罪の概要
日本の刑法第185条では、賭博を行った者に対して以下のような罰則が定められています:
・単純賭博罪
賭博を行った者は、50万円以下の罰金または科料に処されます。
・常習賭博罪
常習的に賭博を行った場合は、3年以下の懲役に処される可能性があります(刑法第186条)。
オンラインカジノの違法性
・日本国内から海外のオンラインカジノサイトにアクセスして
賭博を行うことは、たとえそのサイトが海外で合法的に運営されていても、
賭博罪に該当します。これは、国内法が適用されるためです。
・具体的には、オンラインカジノでの賭博行為は、
偶然の勝敗によって財物を得たり失ったりする行為と見なされ、法律により禁止されています。