近年、環境問題や人類社会の未来について語る研究者として注目されている山極壽一(やまぎわ じゅいち)氏。
ゴリラ研究の第一人者として知られ、京都大学の総長も務めた日本を代表する人類学者です。
本記事では、山極壽一氏のプロフィール、経歴、研究内容、そして現在の活動までをわかりやすくまとめました。
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山極壽一のプロフィール

名前:山極 壽一(やまぎわ じゅいち)
生年月日:1952年2月21日
年齢:74歳(2026年時点)
出身地:東京都
職業:人類学者・霊長類学者
専門分野:ゴリラ研究、霊長類社会学、人類進化
主な肩書:京都大学名誉教授、総合地球環境学研究所 所長
元職:京都大学第26代総長(2014年〜2020年)
ゴリラ研究の第一人者として世界的に知られる研究者
山極壽一氏は、霊長類学(れいちょうるいがく)の研究者として世界的に知られています。
特に有名なのが、アフリカで行われたゴリラの長期フィールドワーク研究です。
若い頃からアフリカのルワンダやコンゴなどに滞在し、野生ゴリラの群れの行動を観察。
その研究から、
- ゴリラの家族構造
- 群れの社会関係
- 人類の家族形成の起源
など、人間社会の進化を理解する手がかりを明らかにしました。
山極氏は、人間の社会性を理解するには「人間だけを見ていてはわからない」と考え、
霊長類の社会行動から人類の起源を読み解く研究を続けてきました。
京都大学総長として大学改革も推進
研究者としてだけでなく、大学運営でも大きな役割を果たしました。
2014年から2020年まで、
京都大学の第26代総長を務めています。
総長在任中には、
- 国際化の推進
- 学際研究の強化
- 社会との連携強化
などを進め、日本の大学改革をリードしました。
また、この期間には国立大学協会会長も務め、日本の高等教育政策にも影響を与えました。
現在の活動:地球環境と人類社会の研究へ
現在は京都大学を退任後、
総合地球環境学研究所(RIHN)所長
として活動しています。
ここでは主に、
- 地球環境問題
- 人類社会の持続可能性
- 人と自然の共生
といったテーマを研究しています。
また講演活動や執筆活動も積極的に行い、
「人類はどうすれば持続可能な社会を作れるのか」という問いを発信し続けています。
大阪・関西万博にも関わる注目研究者
2025年に開催される大阪・関西万博では、
シニアアドバイザーとしても関わり、
未来社会や人類の共生について提言を行っています。
科学研究だけでなく、
社会全体に向けて知見を発信する研究者として評価されています。
山極壽一が注目される理由
山極氏が注目される理由は、単なる動物研究者ではなく、
「人間社会とは何か」を霊長類から考える研究者
だからです。
彼の研究は、
- 家族の起源
- 社会の協力関係
- 暴力や争いの原因
など、人間社会の根本を問い直すものです。
そのため、科学分野だけでなく、
教育・環境・社会学など幅広い分野から注目されています。
まとめ
山極壽一氏は、ゴリラ研究を通して人類社会の進化を探る人類学者です。
研究者としての実績だけでなく、
京都大学総長や研究機関の所長としても日本の学術界を牽引してきました。
現在は地球環境と人類社会の未来をテーマに活動しており、
今後も日本を代表する知識人として注目される存在と言えるでしょう。