大相撲の歴史に名を刻んだ第73代横綱・照ノ富士。
度重なる怪我や病気による番付陥落という苦難を乗り越え、奇跡の復活を遂げた力士として知られています。
2025年1月に現役を引退し、現在は年寄「伊勢ケ浜」を襲名。名門・伊勢ケ浜部屋の師匠として新たな一歩を踏み出しました。
本記事では、その軌跡と最新動向を整理します。
伊勢ケ浜親方の本名とプロフィール

人物名: 照ノ富士(てるのふじ)
本名: 澄山 杉野森(Seizan Suginomori)
年寄名(現在): 伊勢ケ浜親方(Isegahama)
ふりがな: てるのふじ
生年月日: 1991年11月29日
年齢: 34歳(2026年時点)
出身地: モンゴル・ウランバートル市
身長/体重: 192 cm/176 kg(現役時)
所属部屋(現役時/現在): 伊勢ケ浜部屋
最高位: 第73代 横綱(Yokozuna)
現職: 年寄・伊勢ケ浜親方(相撲部屋師匠)
現役デビュー: 2011年1月(相撲協会公式)
引退: 2025年1月(現役引退)
受賞歴: 幕内優勝 10回/殊勲・敢闘・技能各賞 3回
横綱・照ノ富士の誕生と劇的な復活
元横綱・照ノ富士(本名:澄山杉野森)は、2011年に来日し、伊勢ケ浜部屋へ入門しました。
2015年に大関へ昇進するも、両膝の怪我や糖尿病などの影響で成績が低迷。
一時は序二段まで陥落します。
しかし、地道なリハビリと鍛錬を重ね、幕内復帰を果たすと再び上位へ進出。
2021年には第73代横綱へ昇進しました。
幕内優勝10回という実績に加え、「序二段から横綱へ返り咲いた唯一の力士」という復活劇は、
相撲史に残る偉業といえます。
2025年引退、伊勢ケ浜親方として再出発
2025年1月、照ノ富士は現役引退を表明。年寄名跡「伊勢ケ浜」を襲名し、師匠として部屋を継承しました。
名門・伊勢ケ浜部屋は、関取を複数抱える大所帯。
現役時代に培った経験や精神力をもとに、若手育成へと軸足を移しています。
師匠としてのテーマは「部屋の発展と土俵の継承」。厳しさと責任感を持って指導にあたっていると報じられています。
直近の動向と協会対応
一方で、2026年2月には弟子への暴力行為があったとして、日本相撲協会に自ら報告したとの報道がありました。
協会が事実関係を調査し、処分について協議する見通しとされています。
相撲界ではコンプライアンス体制の強化が進む中、親方としての立場と責任がより厳しく問われる状況です。
今後の協会判断や部屋運営への影響が注目されています。
照ノ富士が残したもの
照ノ富士の最大の功績は、勝ち星や優勝回数だけではありません。
大関から序二段へ転落しながらも、再び頂点へ立ったその姿は、多くのファンに「諦めなければ道は開ける」という強烈なメッセージを残しました。
横綱としての威厳、そして人間的な弱さや葛藤も含めた物語性が、彼を“記憶に残る横綱”にしているのです。
まとめ
・元第73代横綱、幕内優勝10回
・序二段から横綱へ復活した史上唯一の存在
・2025年に引退し伊勢ケ浜親方を襲名
・現在は伊勢ケ浜部屋の師匠として後進を指導
・直近ではコンプライアンス問題が報道され注目
力士として激動のキャリアを歩んだ照ノ富士。
今後は師匠・伊勢ケ浜親方として、どのような部屋を築いていくのか。
その手腕と責任が、これからの相撲界の一端を担っていくことになるでしょう。