2026年2月22日に行われた大阪マラソンで、吉田響選手が全身に貼った黒テープが大きな話題となりました。
吉田選手の初マラソンでのパフォーマンスとともに、このテープの正体や効果、さらには競技規則に抵触しないかどうかについて探ってみましょう。
吉田響の全身に貼った黒テープの正体

吉田選手が使用した黒テープは、ファイテン社の「パワーテープ」と呼ばれるもので、主に神経や筋肉の柔軟性を向上させるために設計されています。
田中正道総監督によると、吉田選手は100枚以上のテープを体に貼り付けてレースに臨みました。
このテープは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果が期待されています。
テープの効果
吉田選手は、顔を含む全身にテープを貼ることで、特に顔のこわばりを軽減し、リラックスした状態で走ることができたと述べています。
吉田選手は「25キロまではリラックスして走れた」と語っており、テープの効果を実感していたようです。
ランニング中に顔をしかめると全身が硬直するため、笑顔で走ることが重要だとされています。
吉田響選手の黒テープ貼って初マラソンでの結果
吉田響選手の初マラソンでの結果は、非常に注目されるものでした。
2026年2月22日に行われた大阪マラソンで、彼は2時間9分34秒でゴールし、34位に終わりました。
レースの序盤では、日本記録を上回るペースで走り、特に30キロ地点では日本最高記録と同等のタイムを記録しましたが、35キロ以降にペースダウンし、最終的には脱水症状を起こしてしまいました。
吉田選手は、8キロ手前でペースメーカーを置き去りにし、独走状態に入りましたが、給水所でのドリンクを取り損なったことが影響し、後半に失速しました。
レース後は医務室に運ばれ、体調を回復させる必要がありましたが、彼は「楽しかった」と振り返り、次回に向けての意欲を見せています。
吉田響選手が給水所でドリンクを取り損ねた理由
吉田響選手が給水所でドリンクを取り損ねた理由は、主に以下の要因によるものです。
・給水所での混乱
吉田選手は、5キロ、10キロ、15キロの給水地点でスペシャルドリンクを取り損ねました。
特に、最初の3カ所での給水を失敗したことが、後半のパフォーマンスに影響を及ぼしました。
・視覚的な障害
15キロ地点では、光の加減が影響し、マイボトルを見つけられなかったというアクシデントもありました。
これにより、必要な水分補給ができず、脱水症状を引き起こす結果となりました。
・レースのペース
吉田選手はレース序盤で非常に速いペースで走っていたため、給水所でのドリンクを取る余裕がなかった可能性もあります。
吉田選手は8キロ手前でペースメーカーを置き去りにし、独走状態に入ったため、給水所での対応が難しくなったと考えられます。
これらの要因が重なり、最終的に脱水症状を引き起こし、レース後に医務室に運ばれる事態となりました。今後のレースに向けて、給水の取り方や対応策を見直す必要があるとされています。
競技規則との関係
このテープが競技規則に違反しているかどうかについては、特に問題はないとされています。
ファイテンのパワーテープは薬品成分を含まず、物理的な効果を利用したアイテムであるため、競技のルールに適合しています。
吉田選手のように、見た目が特異であっても、ルールに則った使用であれば問題はないと考えられます。