「ひふみん」の愛称で親しまれた加藤一二三さんは、将棋界のレジェンドとして数々の記録を打ち立て、長年にわたり多くの人々に愛されてきました。
14歳でプロ棋士デビューを果たし、「神武以来の天才」と称された彼の人生は、将棋界だけでなく、引退後のバラエティ番組出演や文化功労者としての活動など、多岐にわたります。
本記事では、加藤一二三さんの経歴や学歴、プロ棋士としての軌跡、そして家族とのエピソードについて詳しくご紹介します。
加藤一二三のプロフィールと学歴

生年月日: 1940年1月1日
出身地: 福岡県嘉麻市
学歴:
小学校: 稲築町立平小学校(現・嘉麻市)
中学校: 木津川市立木津中学校
高校: 京都府立木津高校
大学: 早稲田大学第二文学部西洋史学専攻(中退)
加藤さんは幼少期から将棋に親しみ、小学校4年生の頃には「プロになれる」と確信するほどの才能を発揮しました。
14歳7カ月でプロ棋士デビューを果たし、史上初の中学生棋士として注目を集めました。
加藤一二三のプロ棋士としての軌跡
プロデビュー: 1954年、14歳7カ月で四段昇段(史上最年少記録)
主な記録:
・18歳でA級八段に昇段(史上最速)
・名人位1期、棋王2期などタイトル獲得合計8期
・通算対局数2505局(歴代1位)、通算勝利数1324勝(歴代4位)
・現役勤続年数62年10カ月(歴代1位)
加藤さんは「居飛車党」を貫き、独自の棋風で数々の定跡の発展に貢献しました。
また、藤井聡太さんのデビュー戦の相手を務めるなど、将棋界の歴史に名を刻む存在でした。
加藤一二三の妻・加藤紀代さんとのエピソード
加藤さんの妻・紀代さんとの出会いは中学時代に遡ります。
当時、プロ棋士として多忙だった加藤さんに授業ノートを届け続けた紀代さん。
その縁がきっかけで、20歳の時に結婚しました。
引退会見では「長年にわたって私と共に魂を燃やし、共に歩んでくれた妻に深い感謝の気持ちを表したい」と述べるなど、愛妻家としても知られています。
加藤一二三の若い頃の写真
加藤一二三九段は、若い頃に「イケメン棋士」として知られていました。
多くの人々が、彼の若き日の写真を見てその容姿に驚き、「菅田将暉に似ている」という声も聞かれます。

誰?このイケメン棋士、と思うじゃないですか。
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) August 6, 2021
若き日の加藤一二三先生です。
『写真でつづる将棋昭和史』(マイナビ出版)より。 pic.twitter.com/0zpXt022vI
加藤一二三の子供たちの現在の職業
加藤さんには4人の子供がいます。
・長男: 加藤順一さん(医療関係)
・長女: 加藤由紀さん(医療関係)
・次女: 加藤美紀さん(仙台白百合女子大学のシスター)
・三女: 加藤百合さん(過去に父のマネージャーを務めた経験あり)
それぞれが異なる分野で活躍しており、家族全員が加藤さんを支え続けてきました。
加藤一二三の引退後の活動と晩年
2017年に現役を引退した後は、バラエティ番組や講演活動を通じて将棋の普及に尽力しました。
また、歌手デビューや文化功労者としての選出など、幅広い分野で活躍しました。
晩年も「ひふみん」の愛称で親しまれ、多くの人々に愛され続けました。