人の輪に入れない原因は、ネガティブに考えすぎてしまうからです。
人の輪に入れない人間には2種類の共通点があり、
1つは「嫌われたくない」という不安を抱いている事、
もう1つはコミュニケーションが苦手なほどの人見知りである事です。
前者は思い込みが苦手意識の原因となっており、
後者はコンプレックスが不安を抱かせます。
思い込みで人の輪に入れない人
思い込みは人の輪に入り込んだ際、
そこにいたメンバーから「今入り込まないでよ」や
「図々しい」など不快に思われる可能性に覚え、
心が落ち着かなくなります。
冷静に考えれば途中で割り込んでも、気にしないものですが、
相手に嫌われる事でもたらされる
デメリットを考えずにはいられないものです。
人見知りの場合
人見知りの場合は思い込みよりも深刻で、
容易に集団に声をかける事はできませんが、
もしも顔見知りであっても声をかける際に恐怖を感じたら、
さらに深刻なケースに陥っている可能性があります。
実は人間関係で不安や恐怖を感じる症状は対人恐怖症、
もしくは日常に対して慢性的な不安を抱く不安障害のサインで、
コミュニケーション時にイライラしたり神経が昂ったりなど、
落ち着いた状態でないのなら人見知りよりも
人の輪に入るのはハードルが高いです。
思い込みとコンプレックスの場合
対人恐怖症や不安障害なら適切な治療が求められるものの、
人の輪に入れない原因が思い込みとコンプレックスであれば自力で対処できます。
その方法はネガティブに考えるのをやめ、楽観主義者になっていく事です。
人間は考えれば考えるほど行動できなくなり、
気力もしぼんでいきます。積極的に集団の中に入れないケースもまた、
このマイナス的な特徴に当てはまるため、
自分が途中で割り込んだ時の反応を考えずに入っていくのがお勧めです。
アフォーメーションテクニック
楽観主義者になっていく方法は固定観念を外すテクニック、
アフォーメーションテクニックを実践していき、
自分の考えを変えていく事に尽きます。
アフォーメーションテクニックは肯定的な宣言をし、
それを繰り返していくうちに現実的にその宣言が伴っていくという方法です。
例えば「私は皆から愛されている」などポジティブな台詞を言い、
これを毎日行えば潜在意識が変わり、
実際に明るい未来へ引き寄せられていきます。
いつ行っても問題はないものの、
お勧めの時間帯は「朝、目覚めてすぐ」と「就寝前」です。
それから別名「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンの分泌も大切で、
これを維持できれば充実感や幸福感が薄れる事はありません。
セロトニンは日光を15分から30分浴びるだけでも効果的ですが、
ウォーキングなどのリズム運動に親しい人とのスキンシップ、
バナナなどに含まれているトリプトファンの摂取も挙げられます。